稼げる記事構成と書き方をロードマップ的に学べます。

ブログを書くときに記事構成って作った方がいいのかな?
なんか部分的に知っても活かせないし、正しい書き方をロードマップ的に知れたらいいのにな〜
ご覧頂きありがとうございます。そんな悩みを解決します。
記事構成に時間をかけるようにしたら、収益がどんどん増えて月5万を突破しました。(7ヶ月目で月11万円を超えました!)
- ブログにおける記事構成の役割
- 記事構成を作るメリットとデメリット
- 記事構成の作り方と正しい書き方の手順8ステップ
- 周りと差をつける記事構成の作り方【4つのコツ】


31歳未経験でWebマーケターに転職。現在はSEO・SNS責任者と面接官を務める。Webマーケティングスクール『Withマーケ』転職講座講師。Twitterのフォロワー数は3000人超。詳しいプロフィールはこちら
ブログで稼ぎたいなら記事構成を作るのは必須です。
なぜなら、ゴールに向かう正しい書き方の方向性が見えるから。
ただ僕自身、ブログを初めて半年くらいは勢いでやってたので、月1000円しか稼げなかった苦い過去があります。
しかし、頭が爆発するくらい記事の書き方を研究した結果、2つ目のブログでは5ヶ月で月5万円を稼げるようになりました。
今回はブログの記事構成の重要性や作り方、稼ぐための書き方手順を解説します。



8ステップのテンプレに沿って進めれば、圧倒的に質の高い記事が書けるようになりますよ!
記事構成とはコンパスや地図のような役割


ブログ記事は5つの要素で構成され、進む方向や道を示すコンパスや地図のような役割を持ちます。
- タイトル
- 導入文
- 見出し&本文
- まとめ
- メタディスクリプション
なぜなら、構成がしっかり組めていると、どこに向かうべきかがハッキリするからです。
例えば、東京から大阪に新幹線で行くには、横浜→名古屋→京都→大阪というルートを辿りますよね?
同様に記事構成があることで、『最初にこの内容、次にこれ、まとめはこれ』という順番と内容が明確になり、迷いが無くなります。



記事構成があると迷わず進めます!
ブログは100%記事構成を作ってから書くべき理由


記事構成を必ず作ってライティングすべき理由は、書き手が迷わないこと以外にもありまして、読者に伝わる文章を書くのに必須だからです。
これは日常ネタを書く時もアフィリエイトをする時も変わりません。



例えば、何も資料を準備してない人のプレゼンって、聞いてる方からしたら流れも内容も分かんなくて地獄ですよね?
ブログも同じで、読者にちゃんと内容を理解してもらうには、論理構造がしっかり整ってないとNGなので記事構成は必ず作りましょう。
ブログの記事構成を作るメリットとデメリット


次にブログで記事構成を作るメリットとデメリットに付いてお伝えします。
圧倒的にメリットが多いですが、デメリットもなくはないので理解しておきましょう。
記事構成を作るメリット5つ
記事構成を作るメリットはたくさんありますが、特に大事なものを5つ紹介します。
- 論理的にわかりやすい文章になる
- 読者のニーズを網羅できてるか確認できる
- 文章を書くときに迷いがなくなる
- 収益ポイントまでの導線が見える
- 【将来的に】記事執筆を外注するときにラク
それぞれ説明していきますね!
論理的にわかりやすい文章になる
ブログを書くときは読者が理解しやすい流れで文章を書かないといけません。
しかし、構成ができてないと流れがめちゃくちゃな文章を書く恐れがあるんですよね。
例えば、誰かが自己紹介で今までの経歴をこんな順番で話したらどうでしょう?
- 大学生の話
- 中学生の話
- 赤ちゃんの時
- 高校生の話
「流れめちゃくちゃやん!混乱するわ!」ってなりますよね?w



ただ記事構成ができてないと同じことを文章でやるリスクがあります。
逆に出来てると読者にしっかり読まれる文章になりますよ!
読者のニーズを網羅できてるか確認できる
SEOで上位表示するにしても、読者を満足させるにしても『検索意図を満たす』ことがブログでは重要。
Googleが公式で発表しているガイドラインでの『E-A-T』のように、今のSEOでは情報の専門性や網羅性が評価されるのは確実だからです。
- Expertise:専門性
- Authoritativeness :権威性
- TrustWorthiness :信頼性
例えば、おすすめのレストランをAくんとBくんに聞いたとき、あなたの満足度が高いのはどちらでしょうか?
- Aくん:美味しいパスタのお店を1店舗紹介
- Bくん:イタリアン、中華、和食で3店舗ずつ厳選したお店を紹介
Aくんの提案にも価値はあるんですが、読者の検索意図は1つではないので、様々なニーズを網羅できてる方が評価が高いのは仕方ないですよね。
記事構成ができてるとニーズの網羅性をチェックできるので便利ですよ。
文章を書く時に迷いが無くなる
構成ができてると何を書くべきかが明確になるので迷いが無くなります。
中々記事が書けないって経験ないですか?
ちなみに僕は昔めちゃありました。
しかし、記事構成を組んでからスタートすると、書く内容が固まってるので迷わないんですよね。
構成案を作るのに時間はかかりますがライティングに迷いがなくなる分、1記事を書き上げるトータル時間で言うとあまり変わらないかもしれません。



スラスラ書けるとストレスがガクッと減りますよ!
収益ポイントまでの導線が見える
構成を作ると収入やアクセスUPというゴールに向かうまでの流れが見えてきます。
なぜなら、全体像が掴めるからです。
例えば、英語のテストで良い点を取りたかったら、何の知識を順に得ていけばいいか考えますよね?こんな感じで。
- 単語を覚える
- 文法を覚える
- 例文を解いてみる
- 間違った部分を復習する
記事構成はゴールまでの流れを逆算するための地図みたいなものなので、しっかり作り込むと収益UPに繋がりますよ!
【将来的に】記事を外注する時にラク
将来的に収益を増やすなら、外注ライターに記事ライティング代行を依頼することがあるかもしれません。
依頼する際に構成ができてると、外注するライターにも意図が伝わりやすく、求める内容と上げてくる内容のギャップが少なくなります。



今のうちからできるようになっておくと将来めちゃくちゃ稼げるようになるかもですね。
記事構成を作るデメリット
記事構成を作ることは圧倒的にメリットが大きいですが、唯一デメリットを挙げるなら『リサーチに時間がかかること』です。
読者のニーズを満たすためには、知りたいことを網羅できる記事を書かないといけません。
自分の持ってる知識だけで補えない時がほとんどなので、ほぼ100%リサーチをすることになるでしょう。
僕も平均してリサーチに2〜3時間くらいはかかってるので結構大変ではありますw



ただ、テキトーに記事を書いても読まれないと意味ないし、確実に記事のクオリティが上がるのでやらない理由はないですよ!
ブログの記事構成の作り方&書き方【8STEPのテンプレート】


ここからは実際に僕がやっている記事構成の作り方や書き方の流れ8ステップをお伝えします。
最初の200記事くらいは試行錯誤しましたが、そこから100記事くらいは今回紹介する構成で書いています。
その結果、5ヶ月で月5万円を稼げるようになったので是非参考にしてみてください。
- 書くキーワードを決める
- 検索意図を想像して仮見出しを作る
- 検索をしてニーズの漏れやズレを確認
- 見出しの中に書く本文の内容を考える
- 収益やPVアップに繋がるまとめ部分を書く
- 書き出しのリード文を書く
- メタディスクリプションを設定
- 記事タイトルを決定
①書くキーワードを決める
大前提としてどのキーワードで書くかが決まらないと構成を組みようがありません。
『誰に対してどんな内容を書くか』が記事構成なので、キーワード選定が終わってからがスタートです。
キーワード選定ができてないなら記事を書ける段階ではないので、SEOキーワード選定の必要性や方法【ポイントは全体像とズラし】をご覧下さい。
②検索意図を想像して仮見出しを作る
書くキーワードの検索意図を想像して、仮の見出しを設定します。
最初は思い浮かばないかもですが、自分の頭で考えるのは超重要なので必ずやりましょう。
例えば、今回の『ブログ 記事構成』の記事であればこんな感じ。
- 記事構成とは
- 記事構成を作るべき理由
- 記事構成のメリットとデメリット
- 記事構成の具体的な作り方や書き方
大枠のイメージができるとスムーズに進みますよ。
見出しの付け方は【まとめ】ブログ記事の見出し【重要性と付け方のコツ4選】をご覧下さい。
③検索をしてニーズの漏れやズレを確認
検索意図から仮見出しを設定したら、実際に検索をしてニーズを網羅できてるかリサーチします。



自分が想像したもので全て足りていればOK、不足部分は追加していきましょう。
ブログで収益化をするには、正直リサーチが一番重要なので、詳しく知りたい人は【自己満NG】ブログにリサーチは100%必要をご覧下さい。
④見出しの中に書く本文の内容を考える
リサーチをして不足していたニーズを見出しに追加したら、各見出しに書く内容も考えます。
僕はこの時にガッツリ文章を作っちゃいますが、概要だけ考える人も多いのでどちらでもOKです。
概要のイメージは下記の画像をご覧下さい。


画像だけだとよくわからないかもなので、コピーして使えるテンプレとしてGoogleスプレッドシートを載せておきますね。
⑤収益やPVアップに繋がるまとめ部分を書く
次にブログ記事本文で2番目に重要な『まとめ』を書きます。
まとめを書く際は下記の3ステップを意識しましょう。
[timeline]
[tl label=’STEP.1′ title=’重要ポイントを箇条書きにする’] [/tl]
[tl label=’STEP.2′ title=’結論とベネフィットを伝える’] [/tl]
[tl label=’STEP.3′ title=’次にしてもらいたい行動へ誘導する’] [/tl]
[/timeline]
- 重要ポイントを箇条書きにする
- 結論とベネフィットを伝える
- 次にしてもらいたい行動へ誘導する
文章の終わり方は読者が次に取る行動を決める部分なので収益やPVに直結します。
ブログで稼ぐのに超大事なので是非マスターしましょう!
>> 関連記事:【超重要】ブログ記事のまとめ方【3ステップのテンプレート】
⑥書き出しのリード文を書く
次に本文で最も重要な導入部分のリード文を書きます。
書き出しは7つのステップを意識しましょう。
- 読者の悩みを見える化
- 解決できることを伝える
- 記事の内容
- あなたの信頼性
- 結論と理由
- 失敗を乗り越えた経験
- ベネフィットを伝える
まとめや本文をいくら一生懸命書いても、導入文で離脱されてしまってはなんの意味もありません。



5時間かかって書き上げた記事の滞在時間が5秒とかだったら泣きますよね?w
逆にリード文で読者を惹きつけられれば、本文を読んでくれる可能性がグンっと上がります。
読者の心を揺さぶる文章をかけるようにしましょう。
>> 関連記事:【攻略】ブログの書き出しで読者を惹きつける7ステップのテンプレ
⑦メタディスクリプションを設定
リード文まで書ければ本文は完成するはずなので、最後にメタディスクリプションを設定します。
書き方は下記の3ステップをテンプレ化すればOK。
- 疑問を投げかける
- 記事内に答えがあることを伝える
- 解決した後の未来を想像させる
メタディスクリプションは記事タイトルよりもクリック率に影響するというデータもあるくらいなので、しっかり設定するとライバルに差をつけられますよ!
>> 関連記事:【超初心者向け】メタディスクリプションの重要性やSEOへの影響
⑧記事タイトルを決定
最後に記事のタイトルを決めて終了です。
最初に決めるって人もいますが、リサーチする前に決めちゃうと検索意図を網羅できないタイトルになっちゃうので初心者のうちはNG。



マナブさん、イケハヤさんとか猛者クラスになればいけるんでしょうけどね。
タイトルの決め方には8つのコツがあります。
- 文字数は32文字以内くらいにする
- キーワードはなるべく左側に入れる
- 数字を入れる(なるべく詳細だと◎)
- 【】などを効果的に使って目立たせる
- 他の記事とかぶるタイトルは避ける
- ペルソナを明確にしてキャッチーなタイトルを目指す
- 読者が持っている予想と違うことを訴求する
- 記事内容とギャップがあり過ぎる煽りはしない
タイトルはブログ記事において最も重要な部分。
SEOにも読者にも評価されるような理想のタイトルを追求しましょうね!
>> 関連記事:【決定版】ブログ記事タイトルの決め方のコツ8選【差別化が肝】
ブログの記事構成や書き方のコツ4つ


全体的な流れが分かったので、もうあなたも記事構成を作ることができますよ。
ただ、他の人より一歩上に行くためのコツも少しだけお伝えしますね。
読者と会話してるイメージで作る
記事構成はゴールに向かうコンパスや地図だと言いましたが、ブログにおけるゴールって『読者に行動してもらうこと』ですよね。
なので、読者が今どう思ってるかを常に考える必要があります。
- この文章は必要かな?
- この言い方で伝わるかな?
- 流れは自然に理解できるかな?
こうやって1つ1つ確認して行くことで、今までよりも格段に質の高い記事が書けるようになります。



ブログ記事を書くときは読者との会話を意識しましょう!
内部リンクと外部リンクを積極的に使う
記事構成を作ると全体像が見えてくるので、必要な関連情報も分かってきます。
もし記事内で書くと長くなり過ぎたり、自分の記事では網羅できないけど必要な情報があれば、積極的に別記事にリンクを飛ばしましょう。
ただ違うサイトにリンクを飛ばすと読者が戻ってこないリスクがあるので、できれば内部リンクで完結する設計にするのが理想ですね。
とはいえ、今は「権威性のある記事の引用やリンクはSEOにも効果があるのでは?」と言われてたりもするので、あまり気にしなくてOKです。



読者にとってベストな情報を届ける意識を持ちましょう!
>> 関連記事:内部リンクでSEOを攻略せよ!【重要性と最適化のポイント】
全ての文章をPREP法で作る意識で
ブログの文章はPREP法を徹底して作りましょう。
- Point=要点
- Reason=理由
- Example=具体例
- Point=要点(まとめ)
なぜなら、読者に最も好まれるWEBライティングの型だからです。
ブログを読みにくる読者は、小説のように全ての文章を読もうと思って来てません。
必要な情報が分かればそれでいいんです。



なので、結論が先にないと「俺が欲しい情報はないな」と思って離脱されます。
全ての文章をPREP法で書く意識で構成を作りましょう。
記事を書いたら投稿する前に見直し校正をする
なぜかやってない人が多いんですが、記事を書いたらぜっっっったいに校正チェックをして見直しましょう!
気づかなかった誤字・脱字も結構ありますし、読んでて「ん?ここ読者が疑問に思いそう」なども出て来ます。



家に帰るまでが遠足のように、校正チェックまでがブログ執筆です。
質の高い記事を書くために最後まで気を引き締めていきましょう!
ポイントは『声に出して読んだときに違和感がないか』ですね。
ブログの記事構成や書き方に関するよくある質問


最後に記事構成に関するよくある質問にお答えしていきます。
- 記事の文字数は何文字くらいがベスト?
- なるべく1つの記事に情報を詰め込んだ方がいい?
- 前提知識については常に書く方がいい?
Q:記事の文字数は何文字くらいがベスト?
結論、文字数のベストは無いですし特に考えなくて大丈夫です。
なぜなら、記事によっても変わるし、大事なのは読者のニーズを満たせるかどうかの一点だから。
欲しい情報が1つならすぐ終わるだろうし、10個あれば応じて長くなって行くのが自然ですよね?
気にするべきは文字数ではなく読者ファーストですよ。
>> 関連記事: 【悲報】アフィリエイトブログで文字数を意識してると稼げない話
Q:なるべく1つの記事に情報を詰め込んだ方がいい?
ちょっと抽象的ですが、『その記事で書くべきことは詰め込む方がいい』が答えです。
例えば、この記事は「記事構成や書き方が知りたい」って人に向けた記事なので、構成や書き方の手順に関しては網羅的に伝える必要があります。



ただ多くの人が疑問に思うのは「どこまで深く伝えればいいの?」ってとこだと思うので、ちょっと例を出して考えてみましょう。
1つの情報の深堀りは別記事に誘導
例えば、この記事を読んでるあなたは『記事のタイトルの付け方』のピンポイントで知りたい訳ではなく、全体像を知りたいのが第一の欲求”だった”はず。
ただ読んで行く中で、例えば、「タイトルの付け方知らない!やばい!」って思ったら、その先を読まずに悩みを解決したくなりますよね?
その場合は深掘りをさせてあげることが必要なので、『タイトルの付け方』っていう別記事に誘導すればOKです。



1つを深掘りしたい人には別記事の内部リンクを用意するって覚えておきましょう。
その場合は流す前の記事で概要を300文字以下くらいで伝えてあげるとGOOD!
Q:前提知識については常に書く方がいい?
記事を読む想定読者(ペルソナ)の理解度によります。
例えば、WEBマーケティングを本業でバリバリやってる人向けの記事で『WEBマーケティングとは』ってのはいらないですよね?
「知っとるわ!」ってなります。
逆に初心者だったら前提知識が”ある人”と”ない人”に分かれると思うので入れる必要が出て来ます。
ただ、その記事内で前提知識をしっかり書くか、『WEBマーケティングとは』って別記事に飛ばすかは狙うキーワード次第なので一概には言えません。



読者がどれくらいの知識を持ってるかを想像すると見えて来ますよ。
>> 関連記事:ブログにおけるペルソナ設定の重要性と作り方【共通言語がキモ】
まとめ:ブログ記事は構成で方向性を示してから進む【書き方は8STEP】


今回は『記事構成の重要性や作り方、正しい書き方の手順』についてをお伝えしました。
- 記事構成はブログを質の高い記事を書くコンパス
- 構成を組むと書き手にも読者にもメリット大
- 8ステップの手順で書き方をマスターすべし
ブログで稼げるかは記事構成をどれだけしっかり組めるかにかかってます。
今回の内容を自分のものにして、ガッツリ稼いでいきましょう。
ここまで分かれば、あとは収益UPのためにレベル上げして行くだけですよ。
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