
ブログを100記事くらい書いたけど全然稼げない。自分だけなのか、周りもそうなのか気になる。
何か自分には足りてないことがあるのかな。
こんにちは、おけこです。
ブログ副業を始めて約1年で月収6桁を突破しました。
結論、ブログは100記事書いても稼げない人がほとんどです。
しかし一方で、100記事以下でも効率的に収益化する人もいるので、理由と対策をしっかりみていきましょう。


31歳未経験でWebマーケターに転職。現在はSEO・SNS責任者と面接官を務める。Webマーケティングスクール『Withマーケ』転職講座講師。Twitterのフォロワー数は3000人超。詳しいプロフィールはこちら
- ブログは闇雲に100記事書いても稼げない
- 100記事書いても稼げない人の特徴や理由
- 「ブログ100記事書け」と言われる理由や真相
- ブログ100記事以下でも稼げる人の思考・やり方
繰り返しますが、ブログは100記事書いても稼げないことがほとんどです。
特に初心者が100記事書いても収益が1円も生まれないことも多々あります。
しかし一方で少ない記事でも稼げる人がいるのも事実。僕のコンサル生は30記事くらいで月収10万円を稼ぎました。
知識を入れて適切に作業をすることで、苦しむライバルよりも圧倒的に少ない記事数で結果を出せますよ。
今回はブログを100記事書いても稼げない人の理由や特徴、そして身につけるべき知識について解説します。



100記事で稼げるかどうかは分かりませんが、今回の内容を抑えれば確実に成功には近づきます。
半年、1年後には大きな差になってるはずですよ。
ブログは闇雲に100記事書いても稼げない【量より質】


結論、ブログ100記事をただ闇雲に書いても100%稼げないです。
なぜなら、ブログで収益化をするには記事の数よりも質が大事だから。
例えば、満足度の低い記事が300本あるブログと、悩みを解決してくれる良質な記事が50本あるブログ。
確実に後者を見に行こうと思いますよね。
読者は自分の貴重な時間を使ってブログを読みます。
なので低品質な記事を量産するのではなく、数は少なくても質の高い記事を書くのが大前提です。
1つ目のブログと2つ目のブログの差
僕は今まで2回ブログを作ってきました。
どちらも200記事ほど書きましたが、収益は100倍以上の差があります。
- 1つ目のブログ:半年で月収1000円
- 2つ目のブログ:7ヶ月で月収11万円
ちなみに両ブログのアクセスはそこまで差がありません。せいぜい2000PVくらいです。
1つ目の時はまだブログを始めたてだったのと、質よりも数を意識してたので正直微妙な記事もたくさんありました。
しかし2つ目のブログは質を意識して運営したことで、そこまでPVが変わらないのに収益を伸ばせました。



質が大事なのを実感しましたね。
ブログを100記事書いても稼げない理由


ブログを100記事書いても稼げない理由は下記のようなもの。
- キーワード選定が悪い
- 紹介している案件が微妙
- 質の低い記事が量産される
- 大きすぎるジャンルを選んでいる
- 収益が発生する記事を書いていない
- ペルソナ設定ができてないから刺さらない
キーワード選定が悪い
キーワード選定ができてないと、100記事どころか一生かかってもブログでは稼げません。
ちなみに出来てないとは下記のイメージ。
- 勝ち目のないキーワードで記事を書いている
- 需要のないキーワードで記事を書いている
- 収益に繋がらないキーワードを選んでいる
勝ち目のないキーワードで記事を書いている
キーワードには3つの種類があります。
- ビッグキーワード:検索ボリューム大(3000以上くらい)
- ミドルキーワード:検索ボリューム中(3000以下くらい)
- ロングテールキーワード:検索ボリューム小(500以下くらい)
※ジャンルによって目安のボリュームは変動します
ビッグ・ミドルのキーワードは上場企業や強い個人ブロガーが上位を取ってることが多く、初心者では厳しいです。
しかし、それを理解できておらず、ひたすら勝ち目のないキーワードで記事を書いても人もたくさんいます。
記事を書くまえにライバルチェックをして、勝ち目があるかどうかをまず判断していくことが必要ですね。
⇨関連記事:アフィリエイトキーワード選定【ツールや決め方のコツまで網羅】
需要のないキーワードで記事を書いている
ライバルが少ない場所を狙おうとして、全く需要のないキーワードを選んでいる場合もあります。
魚がいない場所で釣りをしても、一向に釣れないのと同じで、需要があるかどうかは判断をしないといけません。
アフィリエイトキーワード選定のコツで紹介してるようにツールを使って、需要があるキーワードで記事を書いていきましょう。
収益に繋がらないキーワードを選んでいる
とにかくアクセスを集めることが目的になって、意味のないキーワードで記事を書いてる人も相当多いですね。
アクセスをいくら集めても、あなたが紹介する商品を読者が必要と思わなかったら売れません。
月間数万PVあるけど収益が月3万円も行ってない場合などは、闇雲にアクセスだけを集めてる可能性があります。
まずはペルソナ設定をして、読者が何を求めているのかを洗い出し、適切なキーワード選定をしていきましょう。
⇨関連記事:ブログのペルソナ設定方法【初心者でも出来る4ステップ】
紹介している案件が微妙
初心者はGoogleアドセンスの合格を目指しますが(僕もそうでした)、正直、稼ぐならアフィリエイト一択。
ここまではわかってる人も多いんですが、紹介する案件が悪くて一向に成約しないこともあります。
- 知名度がなくて信頼性が低い
- 価格が高くて成約のハードルが高い
- 無料体験などのキャンペーンがない
など、商品としての魅力が低いと、文章力がある程度高くても成約させるのが難しくなります。
ブログで稼いでいきたいなら、アフィリエイト案件の報酬単価も大事ですが、成約しやすいかどうかを見極めるのが必須。
質の低い記事が量産される
いくら記事を書いても、1つ1つの質が低かったら稼げるようにはなりません。
読者からしたら、自分の大切な時間やお金を使うのに、質が低い記事の情報を参考にしようとは思わないからです。
前述したように
- 300記事あるけど、内容が薄い記事が量産されている
- 50記事だけど、どれも質が高く悩みを解決してくれる
って感じだったら、当然ながら後者のブログから申し込みますよね。
しかし稼げない人あるあるで、記事を更新することが目的になってしまうケースが多々あります。
SEO的にも質の低い記事はマイナスなので、しっかり1記事を仕上げていく必要がありますね。
大きすぎるジャンルを選んでいる
まだ文章力も低い、ブログの知識も浅い初心者のうちから大きすぎるジャンルを攻めると確実に死亡します。
例えば、僕は以前「転職」ジャンルのど真ん中を攻めていて、「転職エージェント おすすめ」などのビッグキーワードをひたすら書いてました。
当然ですが、SEOで順位が上がるはずもなく、アクセスも収益も全然伸びませんでした。
しかしそこから「Webマーケティング 転職」という転職ジャンルの中でも一つ深掘りしたことで、月収は100倍以上に。
初心者は大きすぎるジャンルを攻めるのではなく、ちょっとニッチなジャンルに絞るのが大事だと学びましたね。
収益が発生する記事を書いていない
これも初心者あるあるで、収益化する記事を全然書いてないことがあったりします。
収益記事とは具体的に言うと
- 〇〇 おすすめ
- 〇〇 口コミ
- 〇〇 ランキング
- 〇〇 感想
などのキーワードで書かれるような記事のことです。
これらの記事はSEOで上位表示するのは難しいですが、書いてないと収益化することは出来ません。
流しそうめんの最後で器を持ってないようなもので、せっかく来たアクセスを受け止める場所がないからです。
初心者はアクセスを集めるために、収益化から遠いキーワードばかりで記事を書いてしまうので注意が必要ですよ。
ペルソナ設定ができてないから刺さらない
ブログ全体としてペルソナ設定が出来てないことも要因になります。
ターゲット像を具体的にイメージすること(年齢、性別、生活環境、年収など)
読者は1記事だけ読んで満足することばかりではなく、複数の記事を読んで初めて、筆者を信頼することも多いのです。
複数の記事を読んで「あ、このブログは自分にピッタリだな。よし申し込もう」ってなる感じですね。
ペルソナ設定が出来てないと、読者が自分事として感じず、文章が全く刺さらなくて行動が起こりません。
そんなブログを書き続けないようにブログのペルソナ設定方法【初心者でも出来る4ステップ】を参考にしてください。
ブログ100記事書いたら稼げるという意見の真相


そもそもブログを100記事書いたら稼げると言われてる理由を解説します。
- 3ヶ月〜6ヶ月くらい経ちSEOで評価されてくる
- 記事の質が上がってくるので読者満足度も上がる
- 昔のSEOの知識からアップデートされていない
- 継続できることの証明だから
- とりあえずブログを始めさせることを目標にしている
継続できることの証明だから
多くの人はブログを100記事書くことも出来ずに挫折します。
逆に言えば、ブログを100記事書けるってことは、それだけ継続力がある証明ってことです。
で、「成功には継続が必須⇨継続できる人は稼げる」って変換された感じですね。
3ヶ月〜6ヶ月くらい経ちSEOで評価されてくる
ブログで稼ぐにはSEOが必須ですが、SEOで評価されてくるのは早くて3ヶ月〜半年後くらいです。
100記事書く頃には恐らく3ヶ月〜半年くらい経過してるので、稼げる準備が整うって感じですね。
100記事書くまでにかかる期間を考慮して出てきた意見です。
ただ実際、開設当初よりGoogleのクローラー(ロボット)が巡回する頻度も上がるので、評価をされやすくはなりますね。
記事の質が上がってくるので読者満足度も上がる
100記事くらい書けば、最初の頃よりは記事の質が上がることがほとんど。
僕も昔の記事を見ると、悲惨過ぎて目も当たられないので分かりますw
つまりそれだけレベルアップするので、100記事書けば稼げる可能性が上がると言われてるわけです。
ただ思考停止で記事を書いてもレベルアップはしないので、ただ数をこなしても意味ないですけどね。
昔のSEOの知識からアップデートされていない
数年前は、100記事書いて3ヶ月くらい経てば、SEOで自動的に評価されるような流れがありました。
なので、知識がアップデートしてない人は、昔の常識で「とにかく100記事」と言ってる場合があります。
しかし今のSEOでは、100記事書こうが半年経とうが質が低い限り永遠に上がりません。
見る情報の鮮度はとても大事なので、直近1年以内に成果を出している人を参考にするといいでしょう。
とりあえずブログを始めさせることを目標にしている【業界の闇】
ちょっと業界の闇もあります。
なぜなら、ブログを始める人が増えることで収益が上がる人がいるからです。
例えば、「ブログの始め方」の記事にはレンタルサーバーのリンクなどがあり、それはアフィリエイトリンクになってます。
読者がリンクから申し込むことで、収益が発生するわけですね。
なので収益を増やすために「ブログをやりましょう!100記事書けば行けますよ!」って言ってる人も中にはいます。
アフィリエイト自体は悪いことではないですが、甘いことばかり言ってる人は注意しないといけませんね。
ブログ100記事でも稼げる人が持っている意識や方法4つ


正直ブログを100記事書いても稼げない人がほとんどですが、一方で少ない記事数でも結果を出す人もいます。
そう言った人は、どんな意識を持って運営をしてるのかお伝えしていきます。
- まずは全体像を作る
- 売れそうな案件を見つける
- 勝てそうなキーワードを選んで集客していく
- 質の高い記事を書く意識で継続していく
まずは全体像を作る
短期間で結果をだす人は、欲しい結果から逆算をしてブログを作ります。とりあえず記事を書くことはしません。
ゴールが定まっていないと具体的なアクションが見えてこないので、とにかく道筋を作るのを最優先するのです。
例えば、
- 誰に何を伝えるブログかを決める
- 扱うジャンルを決める
- 扱う商品を決める
- 収益記事を書く
- 集客記事を書く
って感じで、全体的な流れを決めた上で、淡々と作業を進めていきます。
いきなり記事を書き始めて、何をやるべきか分からなくなる人が多いので、まずは全体像を描くのが大事ですよ。
僕のメルマガでは、僕が描いた戦略を無料で解説してるので是非ご覧下さい。
売れそうな案件を見つける
攻めるジャンルを決めたら、売れそうな商品を選んでいきます。
商品選びをミスると、頑張って記事を書いても全然稼げないってことが起きるので超大事ですよ。
- 知名度はあるか
- 報酬単価は十分か
- 他の商品と差別化できる強みがあるか
- 無料体験など魅力的な特典などがあるか
上記のような要素を見ながら、魅力的な案件をASPで探していきましょう。
初心者は沢山の件数を成約させるのは難しいので、報酬単価は3000〜5000円以上くらいで選ぶのがおすすめです。
単価はASPによっても差があるので、複数登録してチェックするのが必須ですよ。(関連記事:おすすめASP7つ)
勝てそうなキーワードを選んで集客していく
まずは「おすすめ」や「レビュー」などの収益記事を書く必要がありますが、そこで終わってしまう人は稼げません。
なぜなら、アクセスが集まらないからです。
なので、収益記事にアクセスを集めてくるために、ライバルに勝てて集客できそうなキーワードで記事を書いていきましょう。
- ドメインパワー
- 記事の質
- 検索ボリューム
などを見ながら、勝てそうなキーワードが見つかったら記事を書いていきます。
アフィリエイトキーワード選定の記事に載せているツールなどを使って効率よく進めていきましょう。
質の高い記事を書く意識で継続していく
勝てそうなキーワードを見つけたら、質で負けないように記事を書いていきます。
- 読みづらくないか
- ニーズ(検索意図)は網羅できているか
- 他の記事との差別化ポイントはあるか
などを考えて、読者が満足してくれる記事を書いていきましょう。
質の高い記事について、少し深掘りして解説していきますね。
チェックポイント①:読みづらくないか
あなたもそうだと思いますが、わざわざ読みづらい記事を見ようとは思いませんよね?
- 文字だけで見づらくないか
- 装飾がありすぎてゴチャゴチャしてないか
- 分かりづらい言葉を使っていないか
- スマホで見たときに表示が崩れてないか
などをチェックしていきましょう。
詳しい内容は【完全版】読みやすいブログの書き方をご覧下さい。
チェックポイント②:ニーズ(検索意図)は網羅できているか
SEOで上位表示するポイントは検索意図を網羅できているかです。
現在のSEOではE-A-Tという指標が重要視されていて、その中の1つに網羅性があるので。
- Expertise:専門性
- Authoritativeness :権威性
- TrustWorthiness :信頼性
網羅性はライバルの記事(特に見出し)を見て、読者が必要としてそうで、自分の記事に足りてない要素がないかチェックしましょう。
チェックポイント③:他の記事との差別化ポイントはあるか
情報を網羅できていても、他の記事に書いてる内容しかなかったら、わざわざ読む価値がありません。
なので”1つでもいいから”自分の記事だけの差別化ポイントを入れる意識をしましょう。
- 自分の価値観を入れてみる
- 図解で分かりやすくまとめる
- YouTube動画を入れてみる
- アンケートをとってデータを載せる
など読者が価値を提供できそうなものであればOKです。
特に一番上の価値観は、あなたのブログのファンになるキッカケになるので、少しでもいいから入れるといいですよ。
戦略を立ててからやることで、最短距離で収益化に進める


一番最初にやることは「全体像を考える」とお伝えしましたが、マジで重要です。
なぜなら、全体像が見えてないと、どうしても闇雲に作業をすることになってしまうから。
しかし戦略を立てて全体像を把握した状態で進めることができれば、最短距離で結果を出すことができます。
僕自身、半年で1000円しか稼げなかったのが、戦略を練っただけで月収100倍になりましたから。
いつまでも収益が伸びず「俺には向いてなかったんだ」ってならないように、全体像を作って進んでいきましょう。
メルマガで戦略思考について色々と解説してるので良ければ見てみて下さいね。
⇨ 無料メルマガに登録して最短で結果を出す戦略思考を身につける | 特典あり
ブログは思考停止で100記事書いても稼げない【全体像をイメージして進もう】
今回は『ブログは100記事書いても稼げないのか』についてお伝えしました。
※クリックすると該当箇所にジャンプします
ブログは100記事書いても稼げないことが多いですし、そもそも最初は記事数を意識すべきではありません。
事実、僕のコンサル生は30記事くらいで月収6桁達成したので、戦略さえ組めれば最短で結果を出すことも可能です。
まずは全体像を考えて、1つ1つ淡々とこなして行きましょう。
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