ひとことで言って、人生のバイブルになる一冊でした。

為末大の『諦める力』って良いのかな?YouTuberのマナブさんもおすすめしてたけど。
感想とか要約をみてから判断したいな〜
ご覧頂きありがとうございます。その悩みを解決するキッカケが本書には詰まってますよ。
月10冊以上の本を読む僕が、今年読んだ本の中でBEST3には入るんじゃないかと感じるほど良かったです。
- 本書の要約&まとめ
- 本書の口コミや評判
- おすすめフレーズ

日本人は、「勝てなくても頑張った姿が美しい」とか「努力はきっと報われる」って考え方が一般的だと思います。
でも、本当にそうでしょうか?
世の中には自分の人生をかけて頑張っても上手くいかないことは無数にあります。
むしろ、そっちの方が多いでしょう。
でも「諦めるな!」っていう周りの価値観や評価を気にするあまり、生きづらくなったり、取り返しのつかないことになる人もいる。
本書はそんな頑張ってるけど報われない経験をした人、そしてこれから困難に立ち向かう人の肩の荷をスッと降ろしてくれる一冊です。
今回は『諦める力』の概要や感想、おすすめフレーズを紹介します。

『諦める力:勝てないのは努力が足りないからじゃない』感想・書評

本書は世界陸上400mハードル銅メダリストの為末大さんが書かれた一冊です。
感想をひとことでいうと、現代人のバイブルになる一冊です。
なぜなら、世の中には周りを気にしてやりたいことが出来ない人、期待に応えるために頑張って消耗してる人が多いから。
本書を読むと「そんなに頑張らなくてもいいよ」って言われてるようで、気持ちがとても楽になります。
『諦める』っていうネガティブに捉えがちな印象の言葉が、充実度の高い人生を作るためのボジティブな言葉に変わりますよ。

『諦める力』の評価・評判【Twitterの口コミ紹介】

僕だけの感想だと信用できないと思うので、厳しいコメントも多いTwitter界隈から口コミをピックアップしました。
【今の自分に刺さりまくる】
諦める力を読んでいますが、今の自分に刺さりまくりますね😱
— ハチ@月2万収益ブロガー (@nursehachiblog) July 24, 2020
勝ちやすいところを見極める🔥
言葉のままだが、ネットの世界以外で実践すると日本では非難を浴びやすい。努力が美徳、勝てなくても努力といった固定概念、価値観に支配されてることを認識させられる🤔
感想文かならず記事にします📝
【何十回も読み返すくらい大好き】
矢澤さんおはようございます☀️
— たぴ@声楽科出身デイトラ受講中 (@May82176530) July 25, 2020
諦める力、もう何十回も読み返してるくらい大好きです。初めて読んだときは目から鱗でした🐟️🐟️是非とも最後まで読んでみて下さい✨
朝から突然のリプ失礼しました🙇
【汗臭い人かと思ったらドライなビジネスマンのような人でびっくり】
#マナブの宿題 2冊目
— 矢澤健一 (@4Anwc6yxzW64WKL) July 25, 2020
「諦める力」
第1章までの感想
為末さんは陸上選手なので気合いだ!
根性だ!と汗臭い人だと思っていたら違ってました。
ドライでビジネスマンのような人でビックリ!
『できない事の数が増えるだけ、
できることがより深くなる』
言っている事が深いと思いました。
僕は疑り深いのでTwitterでネガティブな口コミも検索しましたが、マジでありませんでしたw
- クソ
- つまらない
- 面白くない
僕が本書を読んだ感想とも被る部分が多かったので、為末さんの伝える力とYouTuber兼ブロガーマナブさんの影響力の強さに驚きでした。

学生のうちに読んでたら最高だったな〜
『諦める力』要約まとめ【おすすめフレーズ5選も紹介】

本書の内容を簡単にまとめると下記のような感じです。
- 目的さえ諦めなければ手段は変えてもいい
- 勝つためには負けるフィールドを選ばない
- 人生はしょせん死ぬまでの暇つぶし
- コミュニティー選びの重要性
- 『勝ち』の基準を明確にする
最後まで必見の内容が続きますが、特に前半150ページまでくらいの名言は凄まじかったです。

①目的さえ諦めなければ手段は変えてもいい
『手段の目的化』っていう言葉がありますが、本書ではそれについて、為末さんが実際に陸上競技をやっていく中での実体験をベースに書かれています。
当初100m走でトップを目指していた為末さんでしたが、このままでは勝ち目がないと悟り、400mハードルに転向した時のエピソードが印象的でしたね。

【おすすめフレーズ①】
多くの人は、手段を諦めることが諦めだと思っている。だが、目的さえ諦めなければ、手段は変えてもいいのではないだろうか。(p.25)
出典:諦める力
②勝つためには負けるフィールドを選ばない
前述のように為末さんはメダルを取るため、つまり勝つために花形の100m走から400mハードルに種目を切り替えました。
- ライバルの強さ
- 自分の特性
- 競技人口
上記を考え、100mよりも圧倒的に有利だと思い、周囲に色々言われながらも転向した結果、世界陸上でのメダル獲得に繋がったのです。

仕事もブログも同じですね!
【おすすめフレーズ②】
勝つためには、最初から負けるフィールドを選ばないことが重要なのだ。(p.37)
出典:諦める力
③人生はしょせん死ぬまでの暇つぶし
人よりも死を強く意識することが多いという為末さんは、人生を死に向かうまでの暇つぶしだと意識するようになったと言います。
普通に聞いたらネガティブな反応を起こしそうですが、為末さんは「失敗してもどうせ暇つぶしだし」と気楽に考えられるようになったようです。

僕もどうせ一回きりの人生だし楽しく生きようと思って楽になったので、とても共感しました。
【おすすめフレーズ③】
人生は暇つぶしだと思ってから、急に自分が軽くなって、新しいことをどんどん始められるようになった。(p.73)
出典:諦める力
④コミュニティー選びの重要性
成功したいにも関わらず、同じメンツ・同じ話題で毎回飲み会をしてる人ってかなりいると思います。
ぶっちゃけ昔の僕もそうでした。
確かに楽だし心地いいんですが、今と同じ環境にいたら100%未来を変えることはできません。
僕も「このままだとヤバイ」と思ってブログとTwitterを始めた結果、周りにはいなかったような切磋琢磨できる仲間と繋がることができました。
その中にいると『頑張るのが普通』になるので、当然ながら結果も出やすくなるんですよね。

【おすすめフレーズ④】
技術論、戦略論といったものは、何を普通にしている集団に属しているかで変わってくる。
守りに入っている集団の中で攻めるのは難しい。(p.90)
出典:諦める力
⑤『勝ち』の基準を明確にする
頑張ることはめちゃくちゃ大事なんですが、いくら頑張っても勝ち目のない戦いを続けてしまうことって実際あるんですよね。
その原因の多くは『勝ちの基準』がハッキリしてないことにあります。
引き際を決めていないと言い換えることもできますね。
僕は副業でブログを始めた時、「1年で月1万円を稼げなかったらやめよう」とボンヤリですが決めてました。
なので、半年で月1000円しか稼げなかった時に「マジでヤバイ!」と思って、普通ならできない5万円の情報商材を買うことができたんですよね。

僕の中で『1年で月1万いかなかったら負け』と決めてたのがポイントでした。
【おすすめフレーズ⑤】
「どこで勝つか」より「何が勝ちか」をはっきりさせておくことが、自分が本当に勝ちたいフィールドでの勝利につながるのだ。(p.129)
出典:諦める力
勝てる場所を探すことの重要性【WEBマーケ転職の実体験】

少しだけ僕の話をさせて頂くと、為末さんと比較できるレベルではないですが、フィールド選びは意識的にやってきたタイプでした。
7年弱勤めたアパレル営業をやめて、31歳でWEBマーケティングに未経験転職したのも1つ。
フィールドを変えた理由は人の顔色を窺ったり、自分の頑張り以外の部分で評価されることの多さにウンザリしたからです。
数字を伸ばすことはできるけど、お世辞とかが苦手なので苦しい時もあったんですよね。
一方、WEBマーケティングなら自分がやった成果がダイレクトに返ってくるし、好きなことを仕事にできるので「ココだ!」と思って飛び込みました。

周りの目を気にせず自分の実力を試したい人にはおすすめですよ!

>> 関連記事:WEBマーケティング会社への転職は最高【仕事内容や選び方解説】
まとめ:『諦める力』は現代人のバイブルになる【必読です】

今回は『『諦める力』の要約とおすすめポイント』についてお伝えしました。
- 目的を達成するためなら手段を変えることは問題ない
- 負けないフィールドを選んで戦うことが重要
「頑張れば必ず結果はでる」って思いたいけど現実はそんなに甘くないのも事実。
本書を読めば、自分が努力をすべきタイミングを見極めるコツを掴めるので、将来的にきっと成果にも繋がります。
まだ読んでない場合はぜひ一度手にとってみてください。あなたのバイブルになるかもしれませんよ!




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