[say name=”悩む男性” img=”https://okekolog.com/wp-content/uploads/2020/01/kaisya_man_bad-1.jpg”]
・『イシューから始めよ』買うか迷うな〜
・マコなり社長も良いって言ってたけど僕に理解できるかな?
・読んだ人のリアルな感想教えて〜[/say]
こんな悩みを解決します。
[memo title=”この記事を読むと分かること”]
- 本書の要約&まとめ
- 最初読んだときに感じる印象
- 個人的なおすすめポイント
[/memo]

僕は月に10冊ほど読書をしますが、この本は結構前に買ったのに、なぜか最後まで読まず自宅で眠ってました。
周りから「これ良いよ!」って言われることが多くてウザかったのと少し難しいと思って敬遠してた感はあります。
しかし、ふと、先日また読み始めたら「ん!?」って一気に引き込まれて2日で全て読破してしまいました。
この記事を読めば、本書の概要、読むことによるメリットを知ることができます。
[say name=”おけこ” img=”http://okekolog.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_7748.jpg”]僕の個人的におすすめなポイントも後半でお伝えするので、1つの参考にしてみて下さい。[/say]
『イシューからはじめよ』の要約・まとめ【ビジネスマン必読】

2010年に初版が発売され、実に30回以上の重版になっている本書。
作者は最近『シン・ニホン』が話題になっている安宅和人氏。経歴を簡単に紹介します。
- 東京大学卒業
- マッキンゼー入社
- イェール大学編入
- マッキンゼー復帰
- ヤフーCSO就任
- 慶應大学教授
いや、すごすぎて引くわ。
そんな著者が書いた『イシューからはじめよ』は経営者からも評価が高い一冊で、YouTuberの『マコなり社長』も必読の書として紹介していました。
下記に要約をまとめるのでご覧下さい。
[list class=”li-check li-mainbdr main-c-before”]
- 序章:脱「犬の道」
- 第1章:「解く」前に「見極める」
- 第2章:イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる
- 第3章:ストーリーを絵コンテにする
- 第4章:実際の分析を進める
- 第5章:「伝えるもの」をまとめる
根性論に逃げず本当に大事な問題を解いて生産性の高い人材になる
行動を始める前に力と時間などのリソースを注ぐべき問題を見極める
設定した問題をどのように解いていくか流れを具体的にイメージする
言葉だけで考えたものを絵や図にすることで鮮明にイメージを浮かび上がらせる
作ったイメージを元に1つずつ検証していく
プレゼンなどで人に伝えるために分かりやすく整理する
こんな感じで進んで行きます。
超ざっくり言うと「最も成果が出る問題を見つけて、効率的かつ確実に解いて行き、分かりやすく伝える方法」が分かります。
[say name=”おけこ” img=”http://okekolog.com/wp-content/uploads/2020/01/httpf.hatena.ne_.jpfuku072520190625185020.jpg”]詳しい内容はあまりネタバレになってもなので、本書を読んでもらえればと思いますが、成果を出したいビジネスパーソン必読の1冊です。[/say]
『イシューからはじめよ』は正直、最初は難しいと感じるかも

先ほどの要約をみてこう思った人もいるかもしれません。
[say name=”悩む男性” img=”http://okekolog.com/wp-content/uploads/2020/01/business_man2_4_think.jpg”]やべえ、難しそう。。。俺に理解できんのか?[/say]
正直言って、難しいと感じる人も多いと思います。
なぜなら、著者の安宅さんはガチな天才なので、僕たちでは到底理解が追いつかないからです。(勝手に僕たちと括ってすみません)
例えば、この本には僕たちには馴染みの薄い横文字が大量に出てきます。
- バリューのある仕事
- フレームワーク
- 〇〇ドリブン、など
というか、「そもそもイシューってなんやねん」って僕は最初なりました。
スラスラ読めてノンストレスな本ではなく、ちょこちょこ止まらざるを得ない部分があるので難しく感じる人が多いでしょう。
難しいけど読む価値は十分にある
自分には無理かもって思われた人も多いかもですね。正直、僕自身も一度100ページくらい読んで挫折しました。
ただ、時間が掛かってもいいので仕事が出来るようになりたい人は読破しましょう。疲れたら違う本を一回読んでリフレッシュしてもOK。
なぜなら、書かれていることが小手先のテクニックではなく本質的な内容なので、どんな時代や状況でも使えるからです。
[say name=”おけこ” img=”http://okekolog.com/wp-content/uploads/2020/01/httpf.hatena.ne_.jpfuku072520190625185020.jpg”]テクニック的な本っていっぱいあるけど、時代が変わったら古くなって使えないことも多いですからね。[/say]
今もっとも大事な問題を解いていくのは、時代や業種・職種に関係なく必須ですよね?
例えば、売上が低迷してる飲食店は「客数」「メニュー」「立地」「単価」の中で費用対効果の一番高い問題に取り組む必要があります。
テクニックは賞味期限が短いし再現性も低いですが、本質は一度学べば時代やビジネスモデルに関係なく一生使えるスキルになります。
[say name=”おけこ” img=”http://okekolog.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_7748.jpg”]読む価値は十分にありますよ。[/say]
「イシューからはじめよ」のおすすめポイント5つをレビュー【書評】

ちょっと読んでみたくなってきたんじゃないでしょうか?
では最後の後押しとして、僕が個人的に良いと思ったポイントを5つご紹介して終わろうと思います。
[memo title=”おけこ’sポイント”]
- (p.22)生産性とはどれだけのインプットでどれだけのアウトプットを生み出せたか
- (p.55)良いイシューの条件
- (p.80)どんな場合も一次情報を取りに行く
- (p.172)不連続な差しか認知できない
- (p.206)聞き手は賢いが無知
[/memo]
それぞれ少しずつ解説します。
(p.22)生産性とはどれだけのインプットでどれだけのアウトプットを生み出せたか
この部分がおすすめな理由は、「成果を出せばいくらでも時間をかけて良い」という考えが間違ってると分かるからです。
例えば、1つのアウトプットをするのに、一人は1時間かかってもう一人は30分で出来たのなら生産性は倍違いますよね?
頭では当然理解できますが、僕たちは成果に集中すると時間に対する意識が薄れがち。
時代がものすごいスピードで変化してるからこそ、時間当たりの成果は常に意識する必要がありますね。
(p.55)良いイシューの条件
この本のテーマである「良いイシュー」についての条件が書かれている部分です。
[memo title=”良いイシューとは”]
- 本質的な問題である
- 深い仮説がある
- 必ず答えが出せる
[/memo]
イシューは最も大きな成果に繋がる問題であると同時に、「100%答えが出せる」問題じゃないといけません。
[say name=”おけこ” img=”http://okekolog.com/wp-content/uploads/2020/01/httpf.hatena.ne_.jpfuku072520190625185020.jpg”]「あ〜1日考えてたけど結局解決しなかったわ」みたいな経験ありませんか?
これはダメってことです。[/say]
時間がかかっても絶対に解くことができて、且つ大きな成果をもたらすイシューを探す。
難しいですが、これ出来たら評価めっちゃ上がる気がしませんか?
(p.80)どんな場合も一次情報を取りに行く
超重要です!なぜなら、現代は情報が溢れてるので信頼性のある情報の取捨選択が必須だから。
ネットやSNSが普及して誰でも自由に発信をできるようになった現代。
素晴らしいと同時に、信ぴょう性の低い情報が氾濫しているのも事実ですよね?
裏を返せば正しい情報の需要が高まってるということで、実体験や権威性のある情報には昔以上に価値があります。
- 医療のことなら医者に聞く
- 食材のことなら栄養士に聞く
- 顧客のリアルなデータ欲しいなら街頭でチェックする
間違った情報に踊らされないためにも「現場に最も近い」一次情報を手に入れる意識は大切ですね。
(p.172)不連続な差しか認知できない

人間は基本的に忘れる生き物でして、エビングハウスの忘却曲線では下記のように言われています。
- 20分後には42%忘れる
- 1時間後には56%忘れる
- 9時間後には64%忘れる
- 1日後には67%忘れる
- 2日後には72%忘れる
- 6日後には75%忘れる
- 31日後には79%忘れる
僕たちは「何もしないと」1日後には約7割のことを忘れます。悲しすぎる。
「でも記憶してることもあるよ」って思いますよね?
それは記憶に引っ掛かりが出来ているときです。
例えば、本を読んでいて「お!ここ大事!」って思ってメモをする、付箋をつける、人に話すなどをすると記憶に残りやすくなった経験ありませんか?
基本的にどんどん忘れていくものですが、メモを取るなどで流れが止まると「あれ?これ大事なのかな」って脳が勝手に判断します。
[say name=”おけこ” img=”http://okekolog.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_7748.jpg”]何で覚えてることと忘れることがあるんだろうって疑問だったので、これを知った時はめっちゃ感動しました。[/say]
(p.206)聞き手は賢いが無知
この記事を読んでるあなたは、周りの人より学習や副業などに対する意識が高い人だと思います。素晴らしいので、そのまま是非続けましょう。
ただ、少しだけ思い出してみてください。
自分よりも行動しない周りの人の事を下に見てしまっていませんか?
意識高く行動してる人は「何で周りはもっと頑張らないんだろう?」と思い『自分と同じ事をしていない=自分より能力の低い人間』と考えてしまいがち。
[say name=”おけこ” img=”http://okekolog.com/wp-content/uploads/2020/01/httpf.hatena.ne_.jpfuku072520190625185020.jpg”]ですが、人間の能力に差なんてほぼありません。あなたに出来る事は他の人にも出来るってことです。[/say]
自分の考えを伝える時は「相手は情報を知らないだけで本当は賢い。正しい情報を伝えればきっと理解してくれる」と信じて伝えるのが重要ですよ。
まとめ:『イシューから始めよ』は仕事や人生のバイブルになる【個人的感想】

今回は『『イシューからはじめよ』の要約とおすすめポイント』についてお伝えしました。
[memo title=”今回のまとめ”]
- 本書は『生産性を上げる方法』について本質と実践方法が詰まっている
- 正直最初は難しいと感じることも多いが読む価値は120%ある
- 時代が変わっても使える本質的なスキルが身に付く良書
[/memo]
今回の内容を見れば、『イシューからはじめよ』は難しいけど読む価値のある本であることが分かったはずです。
正直、安宅さんの頭が超人的に良いので一発で理解は出来ないかもしれませんが、理解できた時には確実に仕事への生産性が上がります。
仕事で迷った時に定期的に見直すバイブルになるかもしれませんよ。
[say name=”おけこ” img=”http://okekolog.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_7746.jpg”]この記事が良いと思ったら、Twitterでシェアしてもらえると泣いて喜びます!笑
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