本記事の信頼性


Webマーケティングの仕事に興味が湧いてきても、実際やってみたらどうなのか気になりますよね?
隣の芝生は青く見えるもの。
理想ばかり高くなって意気揚々と転職して、後々「やめれば良かった」と思うのは嫌だと思います。
そこで今回は、アパレル業界に10年近くいて30代でWebマーケ業界に転職した僕が、Webマーケティングのやりがいや魅力を本音で語っていきます。
【前提】Webマーケティングの仕事内容
まずは簡単にWebマーケティングの仕事内容をお話していきます。
- Web広告運用
- メディア運営
- 顧客管理や広報
Webマーケティングの仕事は簡単に言うと、
広告やメディア運営を通して見込み客を集める
集めた見込み客に商品やサービスの価値を伝える
商品・サービスを購入してもらい、リピーターを増やす
という流れを作ることです。一言で言えば「売れる仕組みを作る仕事」ですね。
SEOやSNSなど色々手法がありますが、やってることは全て「売れる仕組みを作る」というだけです。
前提として抑えておきましょうね。
Webマーケティングの仕事のやりがいや魅力9つ


Webマーケティングの仕事のやりがいや魅力は下記のようなものだと思っています。
- 需要の大きい専門スキルが身につく
- 業界が伸びているので年収が上がりやすい
- 結果が数字で出るので分かりやすい
- キャリアの選択肢が広がる
- 優秀な人達と繋がることが出来る
- たくさんの人に感謝される
- 日常生活にも活かせる部分が多い
- 将来的には場所を選ばずに働けるようにもなる
- 経営に近いところで仕事ができる
需要の大きい専門スキルが身につく
Webマーケティングスキルは、今やどの業界にも求められる需要の大きいスキルです。
コロナの影響もあって、全てのビジネスがオンライン化していっています。
Webマーケティングのスキルの有無は、ビジネスのオンライン化した後の勝敗を分けることになるんですよね。
ただ、需要が増え続けている一方で、Webマーケティングができる人材の人数は全く足りていません。
参考資料:IT人材需給に関すると調査 | 経済産業省
Webマーケティングスキルを磨くことで、引く手あまたで仕事に困らない人材になることができますよ。
業界が伸びているので年収が上がりやすい
Webマーケティングが含まれるインターネット広告市場の市場規模は拡大し続けています。


業界が拡大しているということは、それだけお金が入ってくるということ。
当然ですが、働いてる人達に分配される資金の割合も増えやすい状況です。つまり年収にも影響してきます。
逆にあまり市場規模が拡大してない業界は、いくら頑張っても年収が上がりづらい。
例えば僕の前職のアパレル会社は、コロナの影響で全社員のボーナスがカットになったそうです…



衰退業界で働くのが悪いとは全く思わないですが、業界の伸びが個人の収入にも影響するのは疑いようもないですよね?
結果が数字で出るので分かりやすい
Webマーケティングの仕事は数字でハッキリと成果が分かります。
例えば「広告のクリック率を2倍に増やしたら、売上も2倍になった」みたいな感じですね。
改善すればするほど数字が伸びていくので仕事に張り合いが出ます。
さらに成果を出せば評価も当然上がりますよね?



僕は入社半年で広告の売上、粗利を2倍以上に伸ばして、社長や同僚から評価して頂けました。
元々営業だったので、数字で成果がハッキリ見えるのはやりがいを感じるポイントですね!
キャリアの選択肢が広がる
Webマーケティングスキルが高まれば、今後のキャリアの幅がグンと広がります。
例えば、
- 起業して会社を設立
- フリーランスで独立
- 社内で成果を挙げて出世
- 転職して年収を上げていく
のような感じで、色々な選択肢の中から好きなキャリアを選ぶことができます。



将来が不安なときって、選択肢の幅が狭いときだと思います。
「自分は何でもやれる」って思えると、将来の不安は激減しますよ。
優秀な人達と繋がることが出来る
Webマーケティング会社には若くて優秀な人が集まっていることが多いです。
実際、僕も周りはほとんど年下。
ITベンチャーだと、30代以上の人がほとんどいないことも結構あります。
若くて発想が豊かで様々なスキルを持っている人と繋がれることは、今後のキャリアにとってもプラス。
例えばエンジニアやWebデザイナーに依頼すれば、サイトをゼロから作ったり、デザイン制作をすることもできますよね?
実際、僕も転職してしまったデータサイエンティストの人と未だに連絡を取って、新しい知識をインプットしています。
様々な種類のIT人材の繋がりは、自分でビジネスをやる時も非常に役に立ちますよ。
たくさんの人に感謝される
Webマーケティングの仕事は、対面だったら不可能な人数に対して価値を届けられます。
例えば月に何千人、何万人という人がサイトを訪問してくれて、その人達が商品やサービスを買ってくれる状況を作れたりする。
しかも現代はモノが溢れてるので、価値を感じないものに人はお金を払いません。
つまり売上が上がるということは、それだけ価値を与えたという証明なんです。



僕もこのブログを運営していて、「有益な記事をありがとうございます!」とコメントを貰うことがあります。
自分が作ったコンテンツが誰かの役に立ってると思うと、めちゃくちゃ自己肯定感が上がりますよ。
日常生活にも活かせる部分が多い
Webマーケティングで得た知識は日常でも非常に活きます。
例えばWebマーケティングと心理学は深い関係があるんですが、心理学が分かると人間関係が円滑に進むようになります。
Webマーケティングを使って売上を作るためには、
- 顧客が何に悩んでいるのか?
- 顧客が何を求めているのか?
を考える必要がある。
この習慣がついてると自然と相手のニーズを汲み取れるようになるので、人間関係も上手くいくようになるんですよね。



Webマーケティングを学びだしてから、人とのトラブルがほぼ無くなりましたよ。
将来的には場所を選ばずに働けるようにもなる
Webマーケティングはパソコン1台あれば、場所を選ばずに仕事ができます。
例えば海外旅行に行ってる時もできるし、海辺でまったりしながらやったり、ノマドワーカーにもなれる。
在宅勤務でOKになれば満員電車に乗る必要もなくなるし、家族が体調不良な時はそばにいてあげることもできる。
場所を選ばずに働けることは、結構メリットが大きいですよ。
経営に近いところで仕事ができる


Webマーケティングは、
- 会社のビジョンをどう伝えていくか
- 商品・サービスのブランディング
- 3C分析を元にした自分たちのポジショニング
など、自然と視点が経営者寄りになります。実際、経営者と近い場所で仕事をする機会も多いですからね。
「ずっと経営視点を持って仕事をする人」と「ただ現場で作業だけをこなす人」では、市場価値がどうなるかは明白。
より上流の仕事ができるWebマーケティングは、今後のキャリアにとってプラスになる部分が多いですよ。
Webマーケティングの仕事の大変な部分
ここまでWebマーケティングの良い部分ばかり言ってきましたが、大変な部分もあるのでしっかりお伝えしていきます。
- 常に数字での結果が求められる
- 新しい知識をインプットする必要がある
- スキルを磨き続けていかないといけない
常に数字での結果が求められる
Webマーケティングは数字で明確に成果が分かるのがメリットでもありますが、逆に常に数字での成果を求められ続けるのも事実です。
数字が良い時は良いですが、悪くなると
「数字が落ちてる原因は?どうやって改善する?いつまでにやる?」
と、上司から詰められることも普通にあります。
ただ焦っても仕方ないので、原因をしっかり分析して改善策を淡々とやっていくメンタルの強さは必要ですよ。
新しい知識をインプットする必要がある
Webマーケティングに限らずですが、IT業界の時代の流れは非常に早いです。
例えば、
Mixi → Facebook → Twitter → Instagram → YouTube → TikTok
のように、プラットフォームだけを見ても移り変わりが激しいですよね?
Web広告では個人情報保護の観点からターゲティングがしづらくなり、企業は新たな対策を常に強いられています。
昔あったWELQ事件の影響で、低品質なコンテンツを量産してもSEOでは戦えなくなりました。



いま上手くいってることが、1年後にも上手くいくとは限らないのがWebマーケティングですよ。
スキルを磨き続けていかないといけない
知識をインプットするだけではなく、常に自己研鑽をしてスキルを磨いていかないといけません。
時代に合わせて最も効果的に成果を出せる方法を、常に自分でも実践していかないと仕事は無くなります。
例えばブログ界隈には、古いノウハウを販売してお金を儲けてる人が少なからずいます。
しかし現代のSEOはどんどん厳しくなってるので、古いノウハウでは全く成果を出せないことも多々あるんですよ。
いくら需要があるスキルと言っても、今の時代に対応できないと仕事は取れません。
常に自己研鑽に励む必要がありますね。
Webマーケターに求められるスキル


- ①:マーケティング全般の知識
- ②:プレゼンテーションスキル
- ③:ライティングスキル
- ④:データ分析スキル
- ⑤:WEB制作スキル
- ⑥:リサーチスキル
- ⑦:諦めない心
Webマーケティングの仕事をする上で求められるのは、「ポータブルスキル」と「テクニカルスキル」の2種類です。
ポータブルスキルとは全ての仕事に必要な汎用的なスキル。
テクニカルスキルとは成果を出すために必要な専門的スキルのことです。
専門スキルがあっても円滑にコミュニケーションを取れない人は、思うように成果を上げられません。
なぜなら業務の中で、エンジニアやWebデザイナー、営業チームなどと連携することが多々あるからです。



専門性を高めるだけではなく、人間性も鍛えていくのが大事ですよ。
Webマーケティング業界に向いてる人
- 学習意欲が高い
- オタク気質がある
- 心理学が好き、得意
- 数字の分析が得意・好き
- 上司から言われたことでも一旦疑う
- 指示待ち人間
- 座り仕事がムリ
- 安定を求めて変化を嫌う
- 数字を扱うのが苦手・嫌い
- 物事を深く考えるのが嫌い
上記がWebマーケティングに向いてる人と向いてない人の特徴です。
好奇心が旺盛で探究心があり、人に興味を持てる人は向いてる傾向がありますね。
一方、常に待ちの姿勢で主体的に動けない人は、Webマーケティングでは中々成果を出すことができないでしょう。



副業でブログを始めちゃうようなタイプは、意思の強さも行動力もあるので向いてますよ。
未経験からWebマーケターに転職する方法


Webマーケティング業界に未経験で転職するには、下記がポイントになると思っています。
- 今の仕事での経験を最大限に活かす
- 転職エージェントやサイトで求人の母数を増やす
- なるべく実戦経験を積んで成長性をアピールする
僕自身、アパレル営業を7年ほどやり31歳で転職したので、未経験でも行けるのは事実です。
しかし、未経験の人を雇うのは企業側にリスクもあります。
いつまでも成果を出せなかったり、合わないからとすぐに辞められてしまっては、採用費がムダになるからです。
未経験転職を成功させたいなら、「成長していく可能性」と「会社との相性の良さ」をアピールするのが大事ですよ。
詳しい内容は下記にまとめてるので是非ご覧下さい。


Webマーケティングは座学よりも実践の方が10倍大事
Webマーケティングは座学よりも実践で経験を積むのが大事です。
なので、本を読むとかYouTube動画を見まくるよりも
- WordPressでブログをやってみる
- Webマーケティングスクールで学んでみる
とかの方が10倍効果的ですよ。
僕自身はスクールを使いませんでしたが、もう一回ゼロから転職活動をするなら、確実にスクール使用を視野に入れると思いますね。
数十万使ったとしても、選べる企業の幅が増えるし、キャリアアップの速度が加速するのは確実ですからね。



ただ言っても、スクールは安くないので厳しい人もいると思います。
でもブログは低コストで出来るので、スクールに行けない人でもできます。年間1万ほどなのでやってみると良いですよ。




Webマーケティングはやりがい・魅力が大きくて楽しい仕事


Webマーケティングの仕事は大変な部分もありますが、やりがいと魅力もたくさんあります。
僕は営業も好きでしたが、Webマーケティングをやるようになってから、日に日に市場価値が上がってる実感を持てて充実感を感じてます。
Webマーケティングスキルを持っていることは、確実に今後のキャリアにプラスになるので、ぜひ転職を検討してみるといいですよ。
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