
受かる志望動機の書き方が知りたいです。
こんにちは、おけこです。
都内でWebマーケターとして働きながら、副業でブログ運営をしています。
30代で受けられる企業数が少なかったですが、書類通過率は7割以上だったので書き方の参考にはなると思いますよ。
- 志望動機の書き方5ステップ
- 志望動機のテンプレ2パターン
- 企業が志望動機を重要視する理由
- 転職を目指す人がやっておくべきこと
本記事の信頼性

「Webマーケティング転職を目指してるけど、志望動機の書き方が分からない。企業に刺さる文章を書くにはどうすれば良いの?」
って思いますよね?僕も転職活動を始める前は悩んでました。
志望動機が微妙だと、企業から魅力的な人材だと思ってもらえず、書類選考で通過できなかったり、面接をしても反応がイマイチで落ち続けることも。
しかし今回お伝えする5ステップを抑えれば「この人を雇いたい!」と思われる志望動機が作れるようになり、内定獲得の可能性が上がります。

Webマーケティングの志望動機の書き方5ステップ

結論、Webマーケティング業界への志望動機は下記の5ステップで書けばOKです。
ではそれぞれのパートを詳しく解説していきましょう。
①:Webマーケターを選んだ理由
まずはWebマーケティング職を目指してる理由を伝えます。
会社を志望する理由と一緒に伝えてもいいのですが、分けた方が伝えやすいことも多いです。
あとは別にしておくと他の会社を受けるときにも使えて効率的なんですよね。
Webマーケティングをやりたい理由は会社ごとに変わるものじゃないので、別にしておくと会社別の志望動機を考えるだけで済みます。
Webマーケターの志望動機は例えば、こんな感じのイメージ。
- 将来性のあるスキルを鍛えることで市場価値を上げたい
- ブログをやってきてWebマーケティングの楽しさに気づいた
- オンラインで多くの人にアプローチできる仕事に可能性を感じた

②:具体例&1つ目の志望動機の締め
Webマーケティングを志望する理由を簡単に伝えたら、具体例を盛り込んでイメージしやすい状況にします。
例えば、
- 営業で培った数字への強さを広告運用で生かしたい
- SEOの知識と経験を生かしてメディア運営に貢献したい
- 見てる人の心を動かす成約率の高い広告運用を追求していきたい
など今までの経験と志望動機を紐付けるようにしましょう。

③:その企業を選んだ理由
次に企業を選んだ理由を伝えます。
Webマーケティングを選んだ理由よりも、当然ですがその会社を選んだ理由の方が重要です。
例えば、こんな感じ。
- 企業理念の『絆』と言う言葉に共感した
- 他の会社にはないサービスを展開している
- 業界での地位を確立し、唯一無二の存在になっている
ポイントとしては、他の会社にない要素をピンポイントで簡潔に伝えるのがベストですね。

④:具体例&2つ目の志望動機の締め
企業への志望理由も具体的なエピソードで補強していきます。
- 今まで『絆』を大事にして、チーム全体の売上達成に貢献した
- 働く上で『自分にしか出せない価値』を考えて常に行動してきた
- 「〇〇なら自分」と認知されるようブランディングを意識してきた
会社の独自の強みと自分がやってきたことを結びつけることで、マッチしてる人材だと感じてもらえるようになります。
あとは「自分の強みを御社で活かすことができると思います」と締めればOK。

⑤:志望動機を再度言って締める
Webマーケティングをやりたい理由と会社を選んだ理由を伝えたら、「以上の2つが御社を志望した動機になります」と言って締めましょう。
面接の場合、相手に「ん?終わりか?」って戸惑いを与えないように、しっかりと自分で終わりを宣言するのも大事ですよ。
Webマーケティングの志望動機の例文【経験者と未経験の2パターン】

ここからはWebマーケティング業界への志望動機のテンプレを2パターン紹介していきます。
基本的な構成は前述した5ステップで変わりませんが、それぞれの場合のポイントを抑えるようにしましょう。
ちなみに今回の型をGoogleドキュメントでテンプレにしたので、良かったら使ってみて下さいね。 >> 志望動機テンプレ
Webマーケティングの志望動機を考えるポイント【経験者】
- 活かせるスキルや実績を数値付きで示す
- 具体的なエピソードを1つ2つ入れる
- 課題解決案を出せたら最強
Webマーケティング経験者の場合は、今までやってきたことを数値で示すようにしましょう。
どんな施策をやって、何に意識をしたのかなどを具体的なエピソードで伝えることで、相手に自分のスキルや経験値をアピールすることができます。
【具体例】
私は御社を志望する理由は2つあります。
①:Webマーケターを志望する理由
1つ目は今後もWebマーケターとして、御社の事業成長に貢献していきたいからです。
②:具体例&1つ目の志望動機の締め
私は前職でリスティング広告の運用をしておりました。
AIの自動化の仕組みを作り、上手く運用することができたことで、粗利前年比130%と言う成果も上げることができております。
効率よく売上と粗利を出せる仕組み作りの力は御社でも生きると確信しております。
以上、Webマーケターとして御社に貢献したいと思ったのが1つ目の志望理由です。
③:その企業を選んだ理由
2つ目は御社の『絆』という経営理念に共感したからです。
④:具体例&2つ目の志望動機の締め
私は今までチームリーダーとして、部下5名の育成にも携わってきました。
1人だけではなく、全員が目標達成できるためにコミュニケーションを大切にした結果、チーム全体で売上予算比120%を突破できました。
私も働く上で『絆』はとても大事だと感じておりますので、今後は御社で自分の強みを生かしたいと思っております。
以上が2つ目の志望理由です。
⑤:志望動機を再度言って締める
以上、Webマーケターとして御社に貢献したいこと、絆を生かして頑張りたいことの2点が、御社を志望した理由になります。
前職でやっていた内容が、自社にも活きそうなイメージが湧きますよね?
経験者は専門的な話を少し入れる方が説得力が上がるので、うざくない程度に盛り込んでいきましょう。
Webマーケティングの志望動機を考えるポイント【未経験】
- 何か行動してることをアピール
- 他の仕事での経験が活きることを示す
- 志望動機とキャリアプランに一貫性を持たせる
未経験の場合は専門性でアピールすることは難しいので、将来のために行動してることを示す必要があります。
また別職種だったとしても活かせるスキルや経験はあるはずなので、分かりやすく伝えるようにしましょう。
【具体例】
私は御社を志望する理由は2つあります。
①:Webマーケターを志望する理由
1つ目はWebマーケターとして、スキルと経験を積んでいきたいからです。
②:具体例&1つ目の志望動機の締め
経験を少しでも積むために、半年ほど前からワードプレスでブログを立ち上げました。
現在はSEOを意識しながら運用をしていて、月1万PVほどのアクセスが来るようになっております。
ブログ経験も生かしながら、今後は御社でWebマーケティング職として貢献していきたいと考えております。
以上が1つ目の志望理由です。
③:その企業を選んだ理由
2つ目は御社の〇〇というツールにとても感銘を受けて、もっと世の中に広めたいと思ったからです。
④:具体例&2つ目の志望動機の締め
前職は非効率な業務に時間を多く使ってる状況がありましたが、御社のツールを導入したことで、業務が一気に効率化し本当に感動しました。
100社以上の取引先様との関わりの中で培ったニーズ把握力を生かし、今度はマーケティング職として、御社の素晴らしいサービスを更に広めていきたいと思っております。
以上が2つ目の志望理由です。
⑤:志望動機を再度言って締める
以上、Webマーケターとして経験を生かしながらスキルアップしたいこと、御社の素晴らしいサービスを広めることの2点が、御社を志望した理由になります。
未経験の場合は、現在進行形の努力を示すのと、前職での経験が転職後も生きることをアピールするのがポイントです。
企業が志望動機を聞く理由【転職者も知っておくべき】

そもそも企業がなんで志望動機を聞くのか把握できてますか?
企業側が求めてることを知らないと、自己満足な志望動機を考えてしまい、内定を獲得することができなくなるのでちゃんと覚えておきましょう。
結論、企業が志望動機を聞くのには下記の理由があります。
- 考え方が自社にマッチするか検証する
- 論理的に伝える力があるかを見る
- キャリアプランを把握する
- 会社を選ぶ基準を知る
企業の目的①:考え方が自社にマッチするか検証する
1つ目は考え方が自社にマッチするかを見極めるためです。
例えば、チームワークを大事にする社風なのに、「俺だけ成果を出せばいいんだ!」って人が入ってきたら輪が乱れますよね?

企業の目的②:論理的に伝える力があるかを見る
2つ目は分かりやすく伝える力があるかどうかを見るためです。
Webマーケティング職はエンジニアやWebデザイナー、クライアントなど様々な人とコミュニケーションを取らないといけません。
Webマーケティングスクール『マケキャン』の事業責任者Nさんからお聞きした情報だと、マーケターに求められる能力は下記のようになっています。


>> 関連記事:マケキャンの料金やメリットを徹底解説【事業責任者にインタビュー】
企業の目的③:キャリアプランを把握する
3つ目は転職者のキャリアプランの把握です。
例えば、SEOをやりたいのに広告運用担当の枠しかないとかだと、ミスマッチが生まれて辞めてしまう可能性がありますよね?
採用には大きなコストがかかるので、すぐに辞められてしまうと企業としては大きなマイナスです。

企業の目的④:会社を選ぶ基準を知る
4つ目は会社をどんな基準で選んでるのか把握することです。
例えば、どんどん新しいことを学んでスキルアップしたいのに、既存のクライアントにベッタリ張り付く感じだと挑戦ができません。
1つのスキルは深まるかもしれませんが、長期的にみてミスマッチが起こり、離職などのリスクに繋がります。

Webマーケティング未経験の人が転職活動前にやっておくといいこと

転職活動は会社を辞めてから始めると、受からなかった時のリスクが高いので、在職中にやっておくのがベターです。
IT業界に強いリクルートエージェント(*IT専属チームあり)とワークポート(*元IT特化型)を利用して、担当者から求人紹介を受けましょう。
またWebマーケティング未経験から転職を目指す場合は、転職前に下記をやっておくのがおすすめ。
- ブログを始める
- 広告運用を学ぶ
- SNSを始める
それぞれ説明して行きますね。
やっておくといいこと①:ブログを始める
ブログはWebマーケティングの幅広い分野の知識と実践経験を積むことができるのでおすすめです。
- SEO
- サイト制作
- HTML、CSS
- コピーライティング
- セールスライティング
上記はマーケターになると毎日関わる大事な要素。
もし今からブログをやるならワードプレスで立ち上げるのがベストでして、理由はゼロから仕組みを作れるからです。
無料ブログでも出来るんですが、プラットフォームの影響でSEOへの効果が正確に測れなかったり、急にブログがBANされるリスクもあります。
一方、ワードプレスならそのまま仕事でも利用することができて即戦力にも近づくので、やっておいて損はないですよ。

>> 関連記事:【小学生でも出来る】WordPress(ワードプレス)ブログ始め方の手順【図解】
やっておくといいこと②:広告運用を学ぶ
Webマーケティング会社に入って広告運用をやりたい人は、前もって実践しておくと経験値も積めるのでおすすめです。
リスティング広告とかなら1日5000円とかでも出稿することができるので、そこまで費用をかけなくても運用が可能。
ただ小さくても損をするリスクはありますし、そもそもブログやWebサイトがない人は運用ができません。
しかし、スクールに通うことで立ち上げから実践まで可能。
転職支援付きスクールもあり、そのまま一気にマーケターになれる可能性もあるので、転職を確実に成功させたい人は下記をご覧下さい。

>> 関連記事:【決定版】Webマーケティングスクール比較5選【転職支援あり】
やっておくといいこと③:SNSを始める
SNSを使いこなせることは今後Webマーケティングをやっていくなら必須です。
ただ僕が転職してから感じたのは、Webマーケターでも個人でSNSをしっかりやってる人は少ないこと。
逆に言えば、SNSを個人で運用して実績を作れると、一目置かれる存在になることができます。

社内講師としてセミナーもやりましたよw
本業でいきなり成果を出すのは難しいので、自分にできる範囲でSNSを始めると別軸で評価してもらえるかもしれませんよ。
個人的には手軽にできるTwitterがおすすめです。
Webマーケティング志望動機の書き方5ステップ【テンプレつき】:まとめ

今回は『Webマーケティングの志望動機の書き方』を解説しました。
- Webマーケティングの志望動機は5ステップのテンプレで書く
- 自分の経験と企業が求める人材像をマッチさせよう
- 未経験でも行動をアピールできれば可能性あり
- 今からできることを少しずつやっていくべし
Webマーケティング未経験でもしっかり準備をすれば転職は可能です。
僕自身も行動した結果、30代で転職できたので、ぜひ今できる行動を始めて行きましょう。
明日やろうはバカ野郎なので、気になったら即行動が吉ですよ٩( ‘ω’ )و
以上、Webマーケティング志望動機の書き方5ステップ【テンプレつき】でした!
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