
今後マーケター転職を考えてるから、WEBマーケティングに必要なスキルが知りたい。
効率の良いスキルアップ方法も教えて欲しいです。
こんにちは、おけこです。
都内でWEBマーケターとして働きながら、副業でブログ運営をしています。
31歳で未経験転職をしましたが、自己研鑽を続けた結果、本業でも副業でもそこそこ結果を出せるようになりました。
- WEBマーケティングに大事な2種類のスキル
- 特に重要なスキルの要素7つ
- スキルアップの3ステップ
- 一番効率の良い成長法
本記事の信頼性


WEBマーケティングはとてもやりがいのある仕事ですが、専門知識だけでなく幅広いスキルが求められます。
スキル次第で結果を出せるかどうかが変わってくる厳しい世界でもありますね。
ただ僕自身、元々アパレル営業という未経験分野からの転職でしたが、売上・粗利UPに貢献することができてるので、誰でも習得可能だと思っています。
結果が出せると仕事もどんどん楽しくなるし、可能性を広げることができますよ。
今回はWEBマーケティングで結果を出したい人が身につけるべきスキルを実体験ベースで解説します。



今後やるべきことが明確になるので、迷いが無くなりますよ。
WEBマーケティングに必要なスキルは大きく分けて2種類


結論、WEBマーケティングに必要なスキルは2種類あります。
- 専門スキル
- 基礎力
①:専門スキル
まずはWEBマーケティングに関する専門知識やスキルです。
例えばこんな感じ。
- SEO
- SNS
- リスティング広告運用
- ディスプレイ広告運用
- マーケティングの用語
WEBマーケティングを含むIT業界は横文字がめちゃくちゃ多いです。
例えば、成約率はコンバージョンレート(Conversion rate)と言いますが、CVRと略したりする感じ。
用語がそもそも分からないと話にならないので、基本は覚えた上で専門分野のスキルも身につけていきます。



僕も最初は知識がないので苦労しましたが、今では施策の幅も広がり結果が出せるようになりました。
毎日インプットとアウトプットを繰り返してスキルアップをする必要がありますね。
②:基礎力
2つ目は基礎力でして、具体的にいうとこんな感じ。
- 検索力
- 伝える力
- 粘り強さ
- 数字への強さ
- データ分析力
- ロジカルシンキング
WEBマーケティングは専門スキルがあれば結果が出せる訳ではなく、地道な作業が必須になる仕事です。
なので、基礎力を磨いた上で、専門スキルで補強するイメージが理想。
例えば、数値を見て「ここが原因かもしれないから、〇〇をやってみよう」と論理的に考えたりする感じですね。
スキルがあっても原因が分からないことには永遠に結果に繋がりません。



僕は営業で数字に慣れてたのと、商談で話した経験が活きました。
前職が何だったとしても、ベースのビジネススキルは活かせますよ。
現役マーケターが考えるWEBマーケティングで特に大事な7つのスキル


WEBマーケティングに必要なスキルは色々ありますが、現役マーケターの僕が特に重要だと思うのは下記の7つ。
- マーケティング全般の知識
- プレゼンテーションスキル
- ライティングスキル
- データ分析スキル
- WEB制作スキル
- リサーチスキル
- 諦めない心
①:マーケティング全般の知識
マーケティング全般の知識がないと、戦略や戦術の幅が狭くなるため結果が出せません。
- カスタマージャーニー
- ターゲット
- ペルソナ
- チャネル
- ファネル
具体例を挙げればキリがないので上記に留めますが、知識をインプットすることは重要です。
本でもインターネットでもいいので、気になる情報は取得していくといいですね。
②:プレゼンテーションスキル
WEBマーケティングに限らずですが、クライアントや上司、同僚に自分の考えを伝える機会は必ず出てきます。
アイデアがいくら良くても、適切に伝える力がないと具現化できないので超重要。
例えば、施策を出すにも「それやって意味ある?」って聞かれることもあります。特にSEOなど長期的な施策の場合に多いですね。



誰かと一緒に仕事をする以上、プレゼンは避けられないので経験を積む必要があります。
③:ライティングスキル
WEBマーケターにライティングスキル?って思うかもですが、めちゃくちゃ重要です。
なぜなら、ユーザーに刺さる言葉を使えないと売上や利益を上げることはできないから。
- コピーライティング:注意を引きクリックを促す
- セールスライティング:購入までの流れを作る
具体的に言うと上記のようなライティングスキル。
とはいえ、これだけでなく読者の共感を生む文章など、ライティングは密接にマーケティングとか関わります。



人の心を動かす文章が書ける人は、話すのも確実に上手くなりますよ。
④:データ分析スキル
WEBマーケティングの仕事の9割は、データ分析からの施策実行と言っても過言ではありません。
例えば、リスティング広告だと下記のような数値を見ながら日々改善をしていきます。
- インプレッション(表示回数)
- CTR(クリック率)
- CVR(成約率)
- CPA(1件あたりの獲得単価)
- CPC(1クリックあたりの入札単価)
ブログをやってる人なら分かると思いますが、PVやCTR、CVRを分析しますよね?



必要なデータを集めて、的確な改善案を出すためには分析スキルが超重要です。
⑤:WEB制作スキル
WEBマーケティングの仕事はWEBサイトの改善と常にセット。
- HTML
- CSS
- WordPress
などの知識があれば、何もわからないマーケターよりも確実に成果を出せます。
なぜなら、いちいちエンジニアやデザイナーに頼まなくて良いので作業スピードが上がるし、自分の思ったデザインを実現できるからです。
特にワードプレスを使えるとサイトを丸ごと作ることができるので、将来的に独立やフリーランスの道も見えてきます。



サイト製作はワードプレスでブログをやりながら学ぶのが最も効率的。
SEOやライティングスキルもつくのでコスパ最強ですよ。


⑥:リサーチスキル
先ほど分析スキルの箇所で、『必要なデータを集めて』と言いましたが、リサーチスキルがあると効率よくデータ集めが出来るようになります。
例えば、ググる時にどんなキーワードで自分の欲しい情報が出てくるのか即イメージできる感じ。
今の時代はネットで検索すれば大半の情報は載っています。
ただしリサーチスキルがないと、いつまでも欲しい情報にアクセス出来ないので、答えの質が変わってくるんですよね。



リサーチ能力は本業でも副業でも必須ですよ。
⑦:諦めない心
「は?最後に何言ってんの?」って思うかもですが、なんだかんだ一番大事なのはメンタルです。
というのも、WEBマーケティングをやり始めた当初は何をやっても上手く行かないのが当たり前だから。
分析をして改善案を考えて実行しても、全然思うような結果が出ないことなんて日常茶飯事です。
それでも諦めてしまったら、その瞬間に結果が出ないのが確定します。
- 上手く行かなかった原因を考える
- 改善案を実行してみる
- データを分析する
- また改善
こう言った地道な努力を続けられないとWEBマーケターには向いていません。



今まで失敗を乗り越えながら何かを成し遂げた人は、きっとマーケターとして活躍できますよ。
3段階のマーケティング戦略でスキルを活かす


マーケターは前述した様々なスキルを使って、大きく3段階のマーケティング戦略を取っていくことになります。
- 集客:アクセスを集める
- 教育:魅力を伝えて興味を持ってもらう
- 販売:購入や申し込みの後押しをする
例えば、ライティングスキルがあればアクセスを集めることも、コンテンツで魅力を伝えて商品の購入を促すこともできますよね?
前述したスキルの幅とレベルがUPすると、使える戦略・戦術が増えて、成果が出せるマーケターに近づきます。



これらのスキルがあれば、本業だろうが副業だろうが結果を出せますよ。
>> 関連記事:WEBマーケティングの仕事内容は2つ【現役マーケターが徹底解説】
WEBマーケティングのスキルアップ手順3ステップ


WEBマーケティングスキルは下記の3ステップで身につけるのをおすすめします。
ステップ①:知識や本質の理解
まずはWEBマーケティングの基礎知識や本質を学ぶのが第一。
数字を覚えないと足し算や引き算に進めないように、基礎知識がないと何をどう使えば良いか分からないからです。
- 本
- ネット
- セミナー
など何でも良いので、自分が学びたい分野の知識を取り入れて行きましょう。
分野によって見るべき情報は変わりますが、僕がおすすめする情報源も一応お伝えしておきますね。
おすすめのマーケティング系書籍を紹介
WEBマーケティングの基礎や事例を学ぶことができます。
フォロー必須のマーケティング系Twitterアカウント
Twitterでチェックしておくと良いアカウントも教えておきますね。
- 木下勝寿/東証1部社長兼現役webマーケッター(@kinoppirx78)
- 辻正浩 | Masahiro Tsuji(@tsuj)
- マナブ@バンコク(@manabubannai)
- おおき/SEOコンサルタント(@ossan_mini)
- クロネコ屋@ブログ×SNSマーケティング(@NINJAkusokuso)
僕は上記の方々をリストにいれて定期的にチェックしてます。
ちなみに僕もWebマーケやブログについて発信してるので良ければフォローお願いしますw(@kei1031jordan23)
ステップ②:学んだことを実践する
超大事なことですが、学習と実践はセットにしましょう。
なぜなら、知識を入れてもアウトプットしないと定着しないからです。
エビングハウスの忘却曲線って知ってますか?
時間の経過と記憶の関係を表した図なのですが、何もしないと人間はたった1時間で半分以上のことを忘れるんです。


しかしアウトプットすることで、取り入れた知識が定着しやすくなり、頑張った時間がムダにならなくなるってわけ。



SNSでもブログでも直接話すでも何でもOK。
インプットとアウトプットはセットで行いましょう。
ステップ③:検証と改善を繰り返す
ビジネスYouTuberの動画を見たり、副業でブログを始める人が増えてるので、学びに対して主体的な人は多くなってると思います。
しかし、分析と改善をできてる人は本当に少ないです。
ただ前述のように、WEBマーケティングスキルを向上させるには、下記のように分析と改善を繰り返さないといけません。
- インプットして目標を立てる ex) 目標:月間10,000PV
- アウトプットしてデータを取る ex) 結果:月間8,000PV
- データを検証して目標との差を把握 ex) 差分:2,000PV
- 差分の原因を考えて改善を繰り返す ex) 原因と対策:SEO強化
この時のポイントは目標を数値で置くこと。
最初は慣れないので大変ですが、繰り返すうちに必ずできるようになりますし、やるべきことが具体的に見えてくるので成功に近づきます。



多くの人はここまでやらないので、いつの間にか圧倒的に上のレベルにいけますよ。
WEBマーケティングスキルを高めたいなら現場に飛び込むのが一番早い


結局のところ、WEBマーケティングスキルを高めるなら現場に飛び込むのが一番。
理由はシンプルに使える時間の量が増えるからです。
- 副業でブログ:平日2時間、休日8時間⇨26時間/週
- 本業WEBマーケ&副業ブログ:本業40時間+副業26時間⇨66時間/週
本業がWEBマーケティングになるだけで学ぶ時間が週40時間、1年に換算すると2,080時間も増えます!
副業でどう頑張っても差が開くのは明白ですよね?
なので全員転職しましょう!
と言いたいところなんですが、僕の実体験から年代によってベストな選択肢は変わると思っています。
- 20代中盤まで ⇨ 即転職活動スタート
- 20代後半以降 ⇨ ブログで経験と実績を作る
20代中盤まで ⇨ 即転職活動スタート
あなたが25〜6歳以下ならソッコーで転職活動を始めて大丈夫です。
なぜなら、20代中盤までであれば未経験OKの枠に入れて選考が通るから。
僕は人材サービスの営業経験があるので多少詳しいんですが、20代後半からは急に未経験OKの求人が減ります。
逆に考えれば20代中盤まではチャンスがあるってことなので、今のタイミングを逃さないのがベスト!
未経験転職は最初の段階でいかに情報を取得するかがポイントなので、エージェントを使うと良いですよ。


20代後半以降 ⇨ ブログで経験と実績を作るのがおすすめ
僕の経験談で載せているように、20代後半以降は未経験OKの求人の母数がガクッと減ります。(肌感で20代中盤までの半分以下)
とはいえ悔やんでても仕方ないですし、未経験がダメなら未経験を抜け出すしかありません。
一番のおすすめはブログでして、理由は幅広いWEBマーケティングの知識と実践経験を積むことが可能だから。
- SEO
- SNS
- リサーチ
- サイト制作
- データ分析
- コピーライティング
- セールスライティング
勘がいい人は分かったかもですが、これらは全て前述したマーケターに必要なスキルの中にあったものです。
結果が出るまでに半年ほどかかりますが、実践経験を積めることで転職活動に役立つだけでなく、入社後に活躍できる人材になれますよ。


WEBマーケティングで必要なスキル7選【図解で解説】:まとめ


今回は『WEBマーケティングに必要なスキルと向上させるためのプロセス』を図解で解説しました。
- WEBマーケティングには専門スキルと基礎力の2つが必要
- 特に大事なマーケティングスキルや能力は7つ
- 学ぶ⇨実践⇨分析&改善でスキルUPしよう
- 一番早いのは現場に飛び込むこと
WEBマーケティングスキルはインプットだけしていても100%向上しません。
この記事を読んだ後は、ぜひ実践をして夢を叶えてください。下記に関連記事を載せておきますね。
以上、WEBマーケティングで必要なスキル7選【図解で解説】でした!


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