Webマーケティングに向いてる人と向いてない人ってどんな特徴があるんだろう?
これからのキャリアのために知っておきたいです。
将来的に転職や独立を考えてる場合、自分がWebマーケターに向いてるのかどうか気になりますよね。
結論、Webマーケティングに向いてる人には7つの特徴があります。
今回は31歳未経験からWebマーケターになり、今はSEO責任者として働く僕が、Webマーケティングに向いてる人について徹底解説していきます。
21人のマーケターに聞いたリアルな口コミも紹介するので参考にしてみてください。
31歳未経験でWebマーケターに転職。現在はSEO・SNS責任者と面接官を務める。Webマーケティングスクール『Withマーケ』転職講座講師。Twitterのフォロワー数は3000人超。詳しいプロフィールはこちら
あなたはWebマーケティングに向いてる?向いてない?【マーケター適性診断】
質問内容 | YES | NO |
---|---|---|
1:人の感情や行動に敏感 | ||
2:ロジカルに考えるのが得意 | ||
3:学習意欲が高い・好奇心旺盛 | ||
4:ハマりやすい・オタク気質がある | ||
5:数字の分析が好き・得意 | ||
6:人から言われたことを鵜呑みにしない | ||
7:忍耐力・継続力がある |
あなたがWebマーケティングに向いてるのか、向いてないのかを1分で診断する適性検査を作ってみました。
YESの数でマーケターとしての資質を測れるので是非ご覧ください。
簡易的ですが、100人以上のマーケターを見てきた僕が思う要素なので割と精度高いかなと。
もし2個以下しかYESがなかった場合は、思考力と行動力を鍛えていかないと、現時点でマーケターとして活躍することは厳しいでしょう。
ではさらに詳しく要素を見ていきましょう!
Webマーケティングに向いている、適性がある人の特徴7つ
- 人の感情や行動に敏感
- ロジカルに考えるのが得意
- 学習意欲が高い・好奇心旺盛
- ハマりやすい・オタク気質がある
- 数字の分析が好き・得意
- 人から言われたことを鵜呑みにしない
- 忍耐力・継続力がある
結論、Webマーケティングに向いてるのは、自分の頭で考えて行動できて、分析と改善を繰り返せる人ですね。
それぞれの項目について詳しく説明していきます。
人の感情や行動に敏感
他人の意見を尊重できる人。カスタマーがどういう考えで我々の商品なりサービスを選んでいるかを尊重して考えられる人。(Webマーケ歴1〜3年、SNS担当)
人の感情や行動に敏感だったり、心理学が好きな人はWebマーケティングに向いています。
なぜならWebマーケティングは人の悩みや欲求を把握して、解決策を提示していく仕事だから。
例えばこの記事も「Webマーケティングに向いてる人の特徴は?」という悩みや疑問に対して、解決策をお話しています。
最近よく聞くHSPの人(繊細さん)なんかもマーケター向きですね。
ロジカルに考えるのが得意
好奇心が旺盛で物事をロジカルに考える事が好きな人。(Webマーケ歴3〜5年、SEO担当)
論理的に物事を考えるロジカルシンキングが得意な人もWebマーケティングに向いてます。
論理的に考えるとは「原因と結果の関連性」を意識することで、
- 〇〇という結果が出た → なにが原因?
- 〇〇という結果を出したい → なにをすればいいか?
など、何をすれば求める結果に近づくのかを深堀りしていく思考です。
ロジカルシンキングができると成果を出しやすいので、マーケターで活躍できますよ。
学習意欲が高い・好奇心旺盛
アンテナが広く、好奇心旺盛な人(Webマーケ歴5年以上、CRM担当)
学習意欲が高く、新しい知識や経験を求めるタイプもWebマーケティングに向いています。
Webマーケティング業界は変化がめちゃくちゃ早いので、常に変化していけないと取り残されてしまうからです。
例えばSNSだけを見ても、Facebook→Twitter→Instagram→YouTube→Tiktokのように、人気のプラットフォームが数年でガラッと変化してますよね。
変化を楽しめるタイプはマーケター向きですね。
ハマりやすい・オタク気質がある
自分で調べるのが好きな人だと思います。(Webマーケ歴1年未満、広告運用担当)
なにかにハマりやすく、オタク気質を持っている人はWebマーケティングに向いてます。
Webマーケティングは範囲が膨大なので全てを教えてもらうのは不可能ですが、オタク気質があると勝手に調べて成長していけるからです。
例えばブログをやりながら、
- もっと読みやすい文章を書くには? → トップブロガーの文章を読み漁る
- SEOの知識をもっとつけたい → 色んなセミナーに参加してみる
- デザインをちょっといじりたい → プログラミングを勉強する
のように、誰に何を言われたわけではないけど、色々調べて行動していけるような人は強いですね。
割とオタク最強説あります。
数字の分析が好き・得意
マーケティングのためには、分析しながら売上を上げていく必要があると思いますが、分析するためには、論理的な思考が必要なので、どちらかというと、理系の人が向いていると思います。(Webマーケ歴5年以上、SEO担当)
数字に強い人もWebマーケティングに向いてます。
Webマーケティングの仕事内容は基本的に、
- 現状を数字で把握する
- 数字を見て課題を発見する
- 改善案を考えて数字の予測を立てる
- 実際にやってみて数字を検証・分析する
と言う感じで、数字をベースにPDCAを回していくので、数字の分析が好きな人はかなり強いですね。
営業として数字を上げるのが快感だった人などは向いてますよ。
人から言われたことを鵜呑みにしない
向いている方は冷静な方でじっくりできる方(Webマーケ歴1年未満、SEO担当)
人から言われたことを鵜呑みにせず、自分の頭で考えたり、しっかり調べて行動できる人はマーケター向きです。
なぜならWebマーケティングは変化が激しいので、周りの人の意見が正しい保証はないからです。
例えば上司が言ってることが合ってるとは限らないし、SNSで結果を出してる人の意見は自分には合わないかもしれません。
もちろん組織で働く以上、上司の言うことは聞かないとダメですが、思考停止にならずに自分でも考えられる人の方が活躍できますね。
忍耐力・継続力がある
自分なりのマーケティング戦略を地道に構築していく根気強さと独創性があること(Webマーケ歴1〜3年、SNS担当)
Webマーケティングは一朝一夕で成果がでるわけではないので、コツコツ継続と改善を繰り返せる人は向いています。
- ボタンリンクの文言をABテストする
- ファーストビューの画像を変えて数字を見る
- リスティング広告の文言を数十、数百パターン試して最適化
Webマーケターは華やかに見られがちですが、仕事内容はめちゃくちゃ地味なので、忍耐力と継続力が無いと続きません。
ただ、コツコツやり続けて成果がバンと出た時の快感はたまりませんよ。
Webマーケティングに向いていない人の特徴7つ
- 失敗を恐れて行動しない
- 物事がなかなか続かない
- 変化を嫌う
- 人にすぐ答えを聞く
- 考えないで動く
- 深堀りして考えられない
- ずっと座って仕事ができない
逆にWebマーケティングに向いてない人の特徴は上記7つになります。
失敗を恐れて行動しない
何をするにしても失敗することばかり恐れ、なかなか行動に移せない人。(Webマーケ歴3〜5年、SEO担当)
Webマーケティングはトライ&エラーを繰り返しながら結果を出していく仕事です。
成功するときよりも失敗する方が何倍も多いので、失敗を恐れて行動できない人は向いてません。
大事なのは失敗を次に生かして改善していくことです。
物事がなかなか続かない
単純作業に耐えられない人(Webマーケ歴3〜5年、広告運用担当)
継続して物事に取り組むことができない人は、マーケターとして結果を出すのは厳しいです。
なぜなら満足いく成果を出すまでには地道な努力や改善をし続ける期間が必須だから。
- Web広告運用は結果が出るのが早いが、ひたすらテストを繰り返して改善が必要
- SEOは早くて3ヶ月から半年はかかるし、1年以上かかるのも普通
今まで何も継続できなかったような人は結構厳しいかもしれません。
変化を嫌う
自分のやり方に固執し進歩していく時代の変化を受け入れたがらない人です。(Webマーケ歴3〜5年、広告運用担当)
変化を嫌い、新しい挑戦をしたがらないタイプもWebマーケティングに向いてません。
なぜならWebマーケティングは全ての仕事の中でもトップクラスに変化が激しく、ついていけないと取り残されるから。
例えば1年前のやり方が今では全然通用しないこともザラにありますからね。
若くて制度が整ってない会社も多いので、変化に対応できないとしんどくなります。
人にすぐ答えを聞く
単純に成功者の追随をするような、安直な思考の持ち主(Webマーケ歴1〜3年、SNS担当)
自分の頭で考えず、人のすぐ答えを聞いてしまうタイプはWebマーケティングに向いてません。
Webマーケティングに絶対的な正解はなく、たとえ上司や先輩でも100%の答えを持っているわけではないから。
例えば最近「スタバよりビールです」という女性トラック運転手の動画がバズって、1週間で10万フォロワーを獲得していましたが、こんなの絶対予測つきません笑
すみません。やっぱり私はスタバよりビールです wwwwww pic.twitter.com/O799hqo8XN
— トラックめいめい🤰🏼 (@truckmeimei) June 4, 2022
何が起きるか分からないからこそ、人にすぐ聞くのではなく、自分で考えて答えを出していく必要があります。
考えないで直感で動く
物事を理解しようとせず衝動的な行動をよくとるひと(Webマーケ歴1年未満、SNS担当)
分析や論理的に考えることをせず、直感で動いてしまう人は失敗するリスクが高まるので向いてません。
例えば商品の特性を理解してなかったり、不用意なSNS投稿をしたことで炎上して、会社に大損害を与えるかもしれません。
ノリだけで生きてきたタイプは危険ですね。
深堀りして考えられない
とりあえずスピード重視で仕事をする人は向いていないかもしれません。意外と深く考察する事が要求されるので、ただ漫然とやれば良いというものではありません。(Webマーケ歴1〜3年、SNS担当)
浅い分析で答えを決めつけてしまうタイプもWebマーケティングには向いてません。
例えば”売上が減っている”という問題を見たときに、「競合が増えたからだね〜」と他の選択肢を考えないような感じ。
実際にもっと深堀りをして考えると、
- Webサイトの動作が重くなっている
- 市場のトレンドが移り変わっている
- SNSでネガティブな口コミが回っている
など、複数の要因がでてくるかもしれませんからね。
色々な可能性を検討していく必要があります。
ずっと座って仕事ができない
あまり動かなくて建物の中でじっとしているのが苦手な方や、集中力がない方には向かないです。(Webマーケ歴5年以上、広告運用担当)
Webマーケティングの仕事は99%がパソコンの前に座っている時間なので、ずっと座って仕事できない人も向いてません。
ただ、もちろん適度に休憩を入れるのは問題ないですし、集中力を持続するためにも取り入れる方が良いです。
動きたくて仕方ない!みたいなタイプじゃなきゃ大丈夫ですよ。
【結論】向いてるかどうかはやってみないと分からない
ここまで読んで「自分は向いてない人の特徴に当てはまる要素が多い…やりたいのに…」と思っている人がいるかもしれません。
結論、Webマーケティングをやりたいなら一旦やってみればOKです!
なぜなら実際にやってみないと本当に向いてるかどうかなんて分からないから。
例えばウェブ職TVというYouTubeを運営するなかじさんは、ブログ月収1000万円を稼いだ方ですが、ブログで初報酬を得るまで2年かかったそうです。
いまブログをやっている人の中で、初報酬を得るのに2年かかったという人は聞いたことがありません。
このように向いてる人でもかなり苦労したり、向いてないと思ったけどやってみたら意外と上手くいくパターンも多々あります。
ブログやSNSならお金がほぼかからないので、やってみてから判断するでも全然遅くないですよ!
ブログをやるならWordPress(ワードプレス)一択なので、作り方は下記を参考にしてみてください。
大変な思いを経験しても後悔してる人は圧倒的に少ない
以前、現役マーケター26人にアンケートを取ったところ、56.5%が「Webマーケティングを辞めたいと思ったことがある」と答えました。
しかし、「Webマーケティングをやっていて良かったと思うか?」という質問には、約70%が「良かった」と答えたのです。
やっている中で「全然成果が出ない…自分には向いてないかも…」と思った経験はマーケターなら誰でもあります。
しかし、継続していくことでスキルが身につき、自分の市場価値が上がっている実感を得られるようになりますよ。
僕も大変な瞬間はたくさんありますが、非常にやりがいを感じられています。
Webマーケターとしてキャリアを作っていく方法
Webマーケターとしてキャリアを作っていく方法は大きく3つあります。
- 独学で副業からスタートする
- Webマーケティングスクールを受講する
- Webマーケティング職として転職をする
独学で副業からスタートする
メリット | デメリット |
---|---|
費用が抑えられる 自走力が養われる 縛られない | 質問や相談ができない 結果が出るまで時間がかかる サボりがちになる |
独学のメリットはかかる費用を最小限に抑えた状態で、自由に学習や実践を進められることです。
強制されることがないのでサボりがちになるリスクがありますが、自分1人で結果を出せれば大きな自信になりますよ。
ブログやSNSをやるのが鉄板ですし、僕自身もそのパターンでやって、31歳でWebマーケティング転職することができました。
ブログはWebマーケ全般の知識を得られるので是非やってみるといいですよ。
Webマーケティングスクールを受講する
メリット | デメリット |
---|---|
質問・相談ができる カリキュラムがあるので迷わない 一緒に頑張る仲間が手に入る | お金が結構かかる ほぼ自由はなくなる 周りと比較してしまうリスク |
WebマーケティングスクールはSEOやWeb広告などを学べる専門学校のようなものです。
費用は平均で30万円ほどかかるのでハードルは結構高いのと、周りの人と自分を比較して焦る可能性もあります。
しかし、充実したカリキュラムがあることで迷わなくなったり、いつでも質問・相談できる環境があるので安心感は抜群。
スクールによって学べる内容が違ったり、転職や案件獲得などのサポートにも差があるので、比較をして自分に合うスクールを探してみるといいですよ。
- Withマーケ:業界最安値の月額4,980円!転職から案件獲得までフルサポート
- テックアカデミー:マンツーマンメンターと1対1で進めていける
- Wannabeアカデミー:業界唯一3〜4ヶ月の実務研修が未経験転職に活きる
※ それぞれ無料体験や無料説明会があります
無料体験や無料カウンセリングを実施してるので、気になるところに申し込んで実際に話を聞いてみましょう。
おすすめスクールはおすすめWebマーケティングスクール7選【評判・口コミや現役マーケター視点も網羅】で詳しく解説しています。
Webマーケティング職として転職をする
メリット | デメリット |
---|---|
実務を行いながら学べる 質問・相談できる人がいる 大きな規模のビジネスができる | 完全未経験だと受かりづらい 最初は相当ハードに感じる可能性あり 選ぶ会社をミスると後悔するリスクも |
Webマーケターとして転職をして、仕事でWebマーケティングをやるのもおすすめです。
完全未経験だと書類選考や面接に受かりづらいのが難点ですが、個人レベルではできないビジネスができるのは大きなメリットです。
準備を徹底すれば未経験でも受かってる人はたくさんいますし、僕がアドバイスした方で内定獲得した方も多数いらっしゃいますよ。
毎日仕事をする中で爆発的にスキルUPできる可能性もあるのでオススメです。
転職を成功させる方法は未経験からWebマーケティング転職するロードマップ【現役の面接官が解説】をご覧ください。
Webマーケティングに向いてる人の特徴7つ【1分で出来る適正診断あり】:まとめ
今回はWEBマーケティングに向いてる人について徹底解説しました。
- 自分で考えて行動できる人はWebマーケティングに向いてる
- 向いてない可能性があってもやりたいならやってみればOK
- 独学、スクール、転職の3パターンでキャリア形成をしていこう
Webマーケティングは将来性が大きく、やりがいもある魅力的な仕事です。
年収+充実感を得たい人はチャレンジしてみるといいですよ。
コメント