
Webマーケティングに向いてる人と向いてない人ってどんな特徴があるんだろう?
もしも向いてるなら転職も考えてるから、詳しく教えて欲しい。
こんにちは、おけこです。
アパレル営業として約7年勤めた後、31歳でWebマーケティング業界に未経験転職しました。
今回は別業種も経験して色々な人を見てきた現役マーケターの僕が、Webマーケティングに向いてる人と向いてない人の特徴をお話していきます。
- Webマーケティングに向いてるか10項目で適性診断
- Webマーケティングに向いてる人の特徴
- Webマーケティングに向いてない人の特徴
- Webマーケティング転職を成功させる方法
本記事の信頼性


Webマーケティングの需要は年々上がっており、別業種や別職種から転職を考える人も増えています。
しかしWebマーケティングは、インフルエンサーなどの影響で華やかなイメージが先行しますが、実際は非常に地味な作業も多い仕事。
理想と現実のギャップで辞めてしまう人もいます。
ただし将来性を考えても、向いている人にとってはとても魅力的な仕事。
僕自身、転職して2年が経ちましたが、自分の市場価値が徐々に上がっていってるのを実感できています。
今回は現役マーケターの僕が、Webマーケティングに向いてる人と向いてない人を徹底解説していきます。



これから転職を考えてる人は参考にしてみて下さい。
あなたはWebマーケティングに向いてる人?【10項目で適性診断】
WEBマーケティングの仕事に向いてるかどうか、簡単に診断できる10項目を用意しました。
YESかNOで答えていってみてください。
質問内容 | YES | NO |
---|---|---|
1:RPGが好き | ||
2:学習意欲が高い | ||
3:変化を楽しめる | ||
4:論理的思考ができる | ||
5:数字の分析が得意・好き | ||
6:パワポやエクセルが得意 | ||
7:あまり感情的にならない | ||
8:わからないことはすぐググる | ||
9:デジタルなものに抵抗が少ない | ||
10:上司から言われたことでも一旦疑う |
上記のうち半分以上「YES」となった場合は確実にWEBマーケティング職に向いてます。



半分以下でも、これからお伝えする特徴3つに該当したらマーケターの素質十分ですよ。
Webマーケティングに向いてる・適性がある人の特徴5つ


先ほど紹介した診断項目で半分以下でも、下記の特徴がある人はWebマーケティングに向いてます。
- 学習意欲が高い
- オタク気質がある
- 心理学が好き、得意
- 数字の分析が得意・好き
- 上司から言われたことも一旦疑う
結論、Webマーケティングに向いてるのは、自分の頭で考えて行動できて、分析と改善を繰り返せる人ですね。
それぞれの項目について詳しく説明していきます。
①:学習意欲が高い
1つ目は学習意欲が高く、どんどん新しい知識を勉強をするのが好きなタイプ。
なぜなら、Webマーケティングは変化が早く、新しい知識や手法がどんどん出てくるからです。
例えばSNSだけを見ても、Facebook→Twitter→Instagram→YouTube→Tiktokのように、人気のプラットフォームが変化しています。
変化のスピードが激しいため、新しい知識に貪欲なタイプはWebマーケティングに向いています。
②:オタク気質がある
オタク気質を持っている人はWebマーケティングに向いてます。
Webマーケティングは知識や手法が膨大にあり、全てを教えてもらうことはできません。
また仕事をしてる中で、分からないことがどんどん湧いてきます。
オタク気質があると、自主的に色々と調べて知識をアップデートすることができるので、成果を出しやすくなります。
何かに没頭した経験がある人はWebマーケティングに向いてる可能性が高いです。
③:心理学が好き、得意
心理学が好き・得意な人もWebマーケティングに向いてます。
なぜならWebマーケティングは人の悩みや欲求を把握して、解決策を提示していく仕事だからです。
例えばこの記事も「Webマーケティングに向いてる人と向いてない人の特徴は?」という悩みや疑問に対して、解決策をお話してますからね。
心理学が好きだったり得意な人に、Webマーケティングは最適だと思いますよ。
④:数字の分析が得意・好き
数字に強い人もWebマーケティングに向いてます。
WebマーケティングはPDCAサイクルを回して成果を出す仕事ですが、数字の分析は必須。
- 課題を見つけて対策する
- 良い兆候を見つけてさらに伸ばす
といったことが出来るのは、数字で現状をしっかり把握しているからです。
Webマーケティングは9割が数字と向き合う仕事です。
戦略を立てて、数字を分析しながら成果を出すのが好きな人は、Webマーケティングに向いてますよ。
⑤:上司から言われたことでも一旦疑う
思考停止せずに自分の頭で考えられる人もWebマーケティングに向いてます。
先ほど言ったように、Webマーケティングは変化の激しい業界。
上司が言うことが100%正しいとは限らないし、上司も答えを模索してる可能性があります。
もちろん組織で働く以上、上司の言うことは聞かないとダメですが、自分の頭でもしっかり考えて行動することで、上司の信頼も得られます。
自分で考えて動ける人と受動的にしか動けない人では、成長スピードがまるで違ってきますよ。
WEBマーケティングに向いてない人の特徴5つ


逆にWEBマーケティングに向いてない人は下記の5タイプ。
- 指示待ち人間
- 座り仕事がムリ
- 安定を求めて変化を嫌う
- 数字を扱うのが苦手・嫌い
- 物事を深く考えるのが嫌い
上記に当てはまる人はWEBマーケティングの仕事が辛くなってしまうかもしれません。
❶:指示待ち人間
自分の頭で考えられない指示待ちタイプはWebマーケティングに向いてません。
WebマーケティングはPDCAサイクルを高速で回して、成果を上げていく仕事です。
1人が担当する業務範囲も多くなりがちなので、主体的に動けないと成果を出すことは出来ません。
❷:座り仕事がムリ
ずっと座って仕事をするのがムリな人もWebマーケティングに向いてません。
Webマーケティングの仕事は1日中パソコンの前にいるので、デスクにじっとしてられない人は厳しいです。
逆に、黙々と作業できる方は比較的向いてますね。
コミュニケーションは必要ですが、基本的にはパソコンと向き合う時間が圧倒的に多いので、座り仕事が無理な人は厳しいでしょう。
❸:安定を求めて変化を嫌う
変化を嫌うタイプもWebマーケティングに向いてません。
Webマーケティング業界は全業種の中で最も変化の激しい業界の1つ。
変化を嫌う安定志向の人は、なかなか成果を出しづらかったり、環境に馴染めなかったりします。
特にベンチャー企業の場合、制度が整ってないことにストレスを覚える可能性が高いですね。
❹:数字を扱うのが苦手・嫌い
数字が苦手だったり嫌いなタイプもWebマーケティングには向いてません。
Webマーケティングの仕事は、大半が数字と向き合う時間。
- 成約率
- 検索順位
- 滞在時間
- クリック率
- ユーザー数
などの数字を分析して、改善案をひたすら実行していきます。
数字を扱うことができないと、感覚でやっていくことになり思うような成果を出せません。
❺:物事を深く考えるのが嫌い
1つの物事を深く考えることができない人もWebマーケティングに向いてません。
Webマーケティングは論理的思考力を必要とする仕事です。
原因と結果を考える力のこと。
例えば、数字という「結果」を分析して、その「原因」を考えます。
・このフレーズがユーザーに刺さったんじゃないか?
・ユーザーはここで読みづらいって感じるのでは?
・安いより『高くても質が良い』物を求めてる?
・ボタンの色は赤より青がいいんじゃないか?
このように、原因を考えて課題を見つけ、改善をひたすら繰り返していくのに論理的思考力が必須になります。
深く思考することが出来ない人は、原因を把握することが出来ないので、成果を出すのが難しくなりますね。
WEBマーケティングの仕事内容の向き不向き


WEBマーケティング自体の向き不向きが分かったところで、仕事内容の適性もチェックしていきましょう。
WEBマーケティングの仕事内容は大きく分けて下記の2つです。
- 広告運用
- コンテンツマーケティング
このどちらに向いてるか分かると、転職活動で企業を調べる際にも迷わないですよ。
広告運用に向いてる人
WEBマーケティングの仕事の1つ目WEB広告の運用に向いてるのは下記のタイプ。
- ドライに物事を考える
- 数字の分析と改善が得意
- できるだけ早く成果を出したい
広告運用の具体的な仕事内容はこんな感じです。
- リスティング広告(Google、Yahoo)
- ディスプレイ広告(Twitter、Facebook、instagram、LINE等)
- ダイレクトレスポンスマーケティング(メルマガ、公式LINE等)
すぐに結果が出るので早く売上を作ることができる反面、費用をかけてる分リスクもあるのが広告運用。
数値を冷静に分析して淡々とPDCAを回せる人ならかなり活躍できると思います。



僕はリスティング広告担当をしてます。
売上の一番大きい広告になるのでプレッシャーはありますが、その分やりがいもありますよ!
コンテンツマーケティングに向いてる人
WEBマーケティングの仕事の2つ目コンテンツマーケティングに向いてる人はこんなタイプ。
- ブログ好き
- 忍耐力がある
- どんな商品でも興味を持って調べられる
コンテンツマーケティングの仕事内容はこんな感じ。
- SEO
- SNS運用
- YouTube運用
コンテンツマーケティングは成果が出るまでに時間がかかるため、辛抱強く継続できる人じゃないと厳しいです。
あとは商材やサービスに関心が持てないと濃いコンテンツを作れないので、好奇心の強いタイプが向いてますね。



結果が出なくてもコツコツやれる人は力を発揮できますよ!
WEBマーケティング会社の向き不向き


Webマーケティング会社は
- 事業会社
- 支援会社
の2種類に大きく分かれます。
さらに大手かベンチャーかで分かれ、業務内容や求められるスキルも変わってくるので、向き不向きも変わります。
「支援会社✕大手」に向いてる人
- 時間や業務の管理が得意
- 色んな商品やサービスに触れたい
- 実務レベルよりも戦略立案など上流の部分を担当したい
支援会社の大手は電通や博報堂といった超有名企業が存在する領域です。
実際に手を動かすというよりは、全体的な戦略を考える部分の仕事が多いですね。作業領域は下請けに外注するイメージです。
実際に作業をゴリゴリするよりも、戦略を考えて周りを動かす方が好き・得意な人は向いてるでしょう。
支援会社✕ベンチャー
- コツコツ作業をするのが嫌いじゃない
- 色んな商品やサービスに触れたい
- 一芸を極めたい
支援会社✕ベンチャーは企業から案件を受託されて、作業領域をメインで担当します。
広告運用代行を行ったり、SEO対策を行ったり、実際に手を動かすことが多いですね。
1つのスキルを磨くのに優れているので、一芸を極めたい人や将来的にそのスキルで独立を考えてる人は向いてます。
事業会社✕大手
- 1つの商品を幅広い領域で扱いたい
- 作業領域よりは戦略立案に興味がある
- 大きな金額を扱って様々な施策を打ちたい
事業会社の大手は、P&Gやコカコーラなどの自社商品が有名な会社のイメージです。カルピスとかもそうですね。
戦略立案がメインで、実際の作業領域は支援会社に外注することが多いです。
扱える金額が大きいので、中小企業だと実行できない予算感で様々な施策を考えることが出来ます。
手を動かすよりは、全体的な戦略を考えて周りを動かすのに興味がある人に向いてますね。
事業会社✕ベンチャー
- 1つの商品に幅広く関わりたい
- 実際に手を動かすのも苦じゃない
- 幅広いスキルを身に着けていきたい
事業会社のベンチャー企業は、自社の商品やサービスに広範囲で関わることが多いです。
例えば戦略立案から広告運用やSEO対策、SNSなどまで包括的に行います。
1人が関わる領域が広いので、幅広いスキルが身につきます。
例えば僕の場合は、「広告運用」「SEO」「SNS」「メールマーケティング」「営業」「戦略立案」などを担当してきました。
一芸を極めるというよりは、何でも出来るマルチプレイヤーを目指すのに向いてますね。


未経験からWebマーケティング転職を成功させる方法
未経験からWebマーケティング会社への転職を成功させるには、下記3つの方法を参考にして下さい。
- Webマーケティングスクールを卒業する
- 転職エージェントや転職サイトを活用する
- 独学でブログをやって実績を出す
Webマーケティングスクールを卒業する
- 絶対にWebマーケティング転職を成功させたい
- 短期間でスキルUPや転職成功したい
- 実務に近い内容で学習したい
Webマーケティングスクールは、カリキュラムに沿って数カ月間に渡り、Webマーケティングを学べる専門学校です。
数十万円ほどの費用がかかりますが、実務レベルのカリキュラムや充実したサポート環境がついています。
実際にWebマーケティングスクールを卒業した方にインタビューしましたが、今のところ全員がWebマーケティング転職を成功させています。
スクールに通う前は転職活動が全然うまくいかなかった人でも、スクール卒業の実績があるとスムーズに行ってるようでした。
→Webマーケティングスクール体験談のインタビュー記事はこちら
短期間で目標達成したい方には非常におすすめなので、おすすめWebマーケティングスクール5選の記事も参考にしてみて下さいね。


転職エージェントや転職サイトを活用する
求人を探す際は転職エージェントと転職サイトを活用しましょう。
転職エージェントと転職サイトは出来る限り併用するのがオススメです。
- 今の経歴を元に求人を探してくれる
- 書類添削や面接対策をしてくれる
- 推薦状つきで企業に応募できる
- 年収交渉なども代行してくれる
- 企業の情報を教えてくれる
- 自由に好きな求人に応募できる
- サポートツールを利用できる
- スカウト機能があるものもある
それぞれの特徴は上記のイメージ。
「転職エージェントだけで良くない?」と言う人も多いんですが、未経験転職の場合、転職エージェントだけだと選択肢がかなり狭くなります。
なぜなら今までの経歴を元に、”受かる可能性がありそうな求人”を探すのがエージェントだからです。
多少の手間は増えますが、選択肢を増やして漏れをなくすためにも、色々な転職エージェントとサイトを併用しましょう。
僕が実際に使ったおすすめサービスは下記に載せておきます。
- 転職サイト
- リクナビNEXT :求人数No.1でツール豊富
- MIIDAS(ミイダス) :届くオファーが全て面接確約
- ビズリーチ:年収500万以上のハイクラスに強い
- 転職エージェント
- リクルートエージェント:売上、転職決定数、求人数、登録者数が業界No.1
- ワークポート:サポートがとても手厚く、未経験転職に強い
- 【マスメディアン】:業界特化型として実績、求人数ともにトップクラス
さらに詳しく知りたい方は、【未経験OK】Webマーケティング転職エージェント・サイト【2022年版】をご覧下さい。


独学でブログをやって実績を出す
SEO支援会社を目指したい人や事業会社でSEOをやりたい人は、ブログをやって実績を作るのが非常にオススメ。
転職活動にも有利になるし、入社後に活躍できる可能性もグンと上がります。
ブログはWebマーケティングの知識を包括的に学ぶことが出来ます。
- ライティング
- 人間の心理
- 各種ツールの使い方
- 戦略立案
- SEOの知識
- 広告への理解
など、ブログをやるだけでWebマーケティングの全体的な理解度が上がるんですよね。
僕自身、WordPressでブログを作り、1年間ほど独学でやって実績を作りました。
実績としてはそこまで大きくなかったですが、行動力や思考力は評価して頂けたと思っています。
上手くいくと副収入を得られるようにもなるし、一石二鳥でオススメですよ。
もしブログをやるならアメブロやはてなブログではなくWordPress一択なので、下記に始め方の記事を貼っておきますね。


Webマーケティングに向いてる人は主体的に動ける人!


今回はWEBマーケティングに向いてる人について徹底解説しました。
- 自分で考えて行動できる人は向いてる
- 仕事内容や会社の向き不向きも重要
- 早めに行動を開始して転職を成功させよう
WEBマーケティングは向いてる人にとっては最高に成長できる環境です。
将来性を考えても挑戦する価値は大きいと思いますよ。
僕自身、31歳で未経験転職して2年が経ちましたが、単に年収が上がっただけではなく、市場価値が上がってる実感を持てています。
下記に未経験を成功させるためのロードマップを載せておくので、ぜひ参考にして下さい。


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