最近成績の良い人が辞めていくし、そろそろ僕も会社に見切りをつける頃かな。。。
でも転職先が決まってない中で辞めるのは怖いし、いまから何をすればいいか教えて欲しい。
こんにちは、おけこです。
僕は元々アパレル業界で法人営業を約7年していました。
しかし会社や仕事内容の将来性に不安を感じ、副業でブログをスタートしたところから人生が変わりました。
31歳で未経験のWebマーケティング会社に転職しましたが、約2年経った今では広告運用とサイト運営チームの責任者に。
僕は結婚もしてますし、30代での未経験転職はリスクもありましたが、あの時決断をして本当に良かったと思っています。
今回は僕の体験談も含めて見切りをつけるべき会社の特徴や今後やるべきことについてお話していきます。
- 見切りをつけた方がいい会社の特徴
- 会社に見切りをつける人が取るべき行動
- 今日からできる超具体的なアクションプラン
31歳未経験でWebマーケターに転職。現在はSEO・SNS責任者と面接官を務める。Webマーケティングスクール『Withマーケ』転職講座講師。Twitterのフォロワー数は3000人超。詳しいプロフィールはこちら
決定的な原因はなくても「今の会社に居続けて大丈夫なのか?」と不安になることってありますよね?
僕も前職のアパレル営業時代は、業界が成長しない厳しさや年々キツくなるノルマへの圧力で消耗してました。
ただ結婚もしてるし、今の環境を手放す怖さも感じていたため、中々行動を起こすことができませんでした。
しかし今になって思うのは、今の環境にしがみついてると現状は変わらないないということです。
昔の僕もそうでしたが、リスクを感じるのは先が見えないから。
今後やるべきことや道筋がなんとなくでも見えれば一歩が踏み出せます。
今回は、30代で未経験転職をした僕の実体験を元に会社に見切りをつけるタイミングと転職を決めた場合に取るべき行動をお伝えします。
モヤモヤする日々を抜け出すキッカケをお話します!
見切りをつけたほうが良いダメな会社の特徴や兆候8つ
まず見切りをつけるべき会社の特徴をズバリお伝えしていきますね。
- 人間関係が悪い
- 考え方が古すぎる
- 労働環境がブラック
- 優秀な人材が辞める
- 掃除が出来ていない
- ハラスメントが横行
- 扱っている商品の価値が低い
- 社長や経営層と考え方が合わなすぎる
納得感のあるもの、「ん?」って疑問が湧くものがあると思うので、詳しく見ていきましょう。
人間関係が悪い
人間関係が悪いと働く意欲もなくなり生産性も下がります。
ムカつく上司やイヤな同僚とかがいると、仕事自体に集中できなくなり、結果的に仕事でも成果を残せなくなってくるので。
直接話すときは普通なのに、陰で自分の悪口を上司に吹き込んでる同僚とか最悪ですよね?
ベストセラー書籍『嫌われる勇気』のアドラーも”人間の悩みは全て人間関係”と言ってます。
更に2004年にアメリカの調査会社のギャラップ社の発表でもこんなことも。
- 職場に3人以上の友人がいると、人生の満足度は96%も上昇する
- 職場に3人の友人がいると、給料への満足度が200%上昇し、給料が3倍に上がるのと同じ満足度が得られる
- 職場に最高の友人がいる場合、仕事のモチベーションは700%アップ、作業効率もアップ
ドライな人間関係を求める人もいるので個人差はありますが、殺伐とした環境で仕事をすべきではないのは共通してますね。
考え方が古すぎる
古い価値観を当たり前のように持っている会社は、正直言ってヤバイです。
- 石の上にも三年
- 飲み会は強制参加
- テクノロジーへの理解がない
- 上司が帰るまで部下は帰れない
もうこんな人達ばかりの会社は少ないかもですが、該当してるようなら将来性無さすぎなので即行動に移すべき。
僕の前職はかなり体育会系な会社だったので、割と全て当てはまってました笑
個人的に「石の上にも三年」は本気でやる際は必要だと思います。
しかし、いくら頑張っても若手にチャンスがない会社は正直オワコンですね。
労働環境がブラック
- 休日出勤が多すぎる
- 社内制度やインフラが全く整っていない
- 仕事量が多すぎて残業しないと終わらない
上記のようなブラックな環境だと、日に日に消耗して行動する活力が失われます。
ぶっちゃけ、これって重大な問題です。
以前、電通の女性社員の方が過労を理由に自殺したというニュースがありましたよね?
本来そんなになるまで会社にいる必要はないのに、いつの間にか自分には選択肢がないと思い込んでしまうのです。
もしもドキッとした人は、自分の頭で判断を下せるうちに今の環境を変える判断をすべきですね。
ちなみに社内インフラというのは仕事の効率性や満足度を上げるための仕組みのことです。
- 福利厚生
- 清算や申請などのフロー
- 部署ごとの業務範囲の策定
ベンチャー企業などは仕組みが整ってないことが多く、1人1人の業務量が増える傾向にあります。
成長できる反面、大変は大変なので、人によっては厳しいと感じることもあるでしょう。
優秀な人材が辞める
優秀な人材はスキルや経験があり、勉強をしてることも多いので、将来性を感じない会社に留まることはしません。
なぜなら、自分にとって最適な場所を常に探しているからです。
例えば、同じ仕事量で高い年収を貰える会社があれば、スパッと見切りをつけて転職する場合も多いですね。(人間関係など総合的に判断した上で)
社内で優秀と言われてる人が1人、また1人と辞めて行ったら危険信号です。
掃除が出来ていない
意外かもしれませんが、掃除ができてない会社は将来性が低いです。
少し考えてみて欲しいんですが、こんな環境で仕事の生産性が上がると思いますか?
- トイレから常に悪臭が漂う
- 書類が山積みになった机で作業
- 床にゴミや食べカスなどが散乱
仕事に集中しないといけないのに、余計なことに意識を持ってかれますよね?
匂いとか100%気になりますし。
一般的に仕事ができる人の机は整理されてることが多いように、成果を出してる会社は掃除のような”当たり前のこと”を大切にしてますよ。
逆に売上のことばかり考えて環境整備に気を配れていない会社は、いつか足元をすくわれるので注意です。
ハラスメントが横行
人間関係とも被ってきますが、耐えられないハラスメントが起こってるようなら今すぐ辞めるために動くべきです。
- セクハラ
- パワハラ
- モラハラ
- アルハラ
正直言って深く語るまでもないですが、心当たりがある人はすぐに行動しないと身体や心に影響するリスクがあるので注意です。
扱っている商品の価値が低い
あなたの会社で扱ってる商品は、他社と差別化ができるものになってますか?
もちろん全員がジョブズのようにiPhoneを生み出すことはできませんが、競合他社と差別化が全くできない場合、確実に消耗戦になります。
なぜなら、価格を下げることしか出来ず、利益が減るため給料も必然的に増えないからです。
営業力で最初は売上を作れても、商品力がないと後々ジリ貧になります。
個人でどうにもならないことも多いですが、めちゃ大事ですよ。
社長や経営層と考え方が合わなすぎる
経営層や幹部層の考え方に共感できないのはキツイです。
例えば、明らかにテクノロジーを活用していくべきなのに、「営業は足で稼げ!」とか言ってたら引きません?
最後は気合いってのも分かりますが、経営層の視野が狭い場合は確実に衰退していきます。
前職の会社は売上UPのためにひたすら足で稼がせてました。
みんな日に日に消耗して辞めていくパターンでしたね。
会社に見切りをつけた人が今日から取るべき3つの行動
ただ、会社を辞める決意が決まったとしても、すぐに退職するのはおすすめしません。
転職は大事な決断なので、なるべく失敗しないように準備はしていきましょう。
今後のアクションプランは下記を参考にして下さい。
- 後任を作っておく
- いつでも辞められるようにスキルを習得
- 会社を辞める前に転職活動を始めておく
僕自身がストレスなく会社を辞められた理由でもあるので、1つ1つ順番にやっていくのがおすすめです。
①:後任を作っておく
まずは自分の仕事を、できる限り後輩や同僚に引き継いでおきましょう。
なぜなら、自分にしか出来ない仕事があると、どうしても辞められないからです。誰しも責任感がありますからね。
ただ、正式な引き継ぎっぽくすると辞める雰囲気を感じ取られるので、やり方を共有しておくだけでも大丈夫です。
僕も日頃から部下にどんどん仕事を振ってたので、割とすんなり辞めることが出来ました。
小さな業務からでもいいので、1つ1つやっていきましょう。
②:いつでも辞められるようにスキルを習得
アピールできるスキルや経験がないと転職の難易度が上がるので、転職を有利にするスキルを身につけておくとベター。
具体的に言うと下記のようなスキルは、今後確実に重宝されますね。
- 営業力
- プログラミングスキル
- WEBマーケティングスキル
20代前半の若手なら特に問題ないですが、20代後半でノースキルだと転職で逆に環境が悪化するリスクがあります。
もしあなたが27歳以上でスキルや経験不足だと思うなら、転職活動前にスキルアップの期間を作るのがベストですね。
Webマーケティングスキルはおすすめ
スキルの中でも圧倒的におすすめは今後も伸び続けるITスキル。
その中でも、あなたの可能性を広げてくれるのはWebマーケティングスキルです。
- Web広告の市場規模が伸び続けている
- 求人の数が他の職種と比べても多い
- スキルが身につきキャリアUP出来る
- 副業で稼ぐこともできる(ちなみに僕は月収6桁です)
例えば、理由は上記でして、伸びてる業界なのでスキルを身につければ市場価値が爆上がりします。
とはいえ、いきなりWebマーケティング業界に転職をするのは厳しい人も多いですよね?
そんな場合は、副業でブログを始めるのがおすすめです。
ブログは低リスクで大きく稼げる可能性あり
僕の前職は副業禁止でしたが、ブログはバレるリスクが限りなくゼロなのでスタートできました。
事実、全くバレてませんし、自分から口を滑らせない限りは99%バレません。
30歳という遅咲きでしたが、1年ほど頑張ったらブログ月収が6桁を超え、生活にもかなり余裕ができました。
さらにブログの経験を生かしてWebマーケティング業界に転職もできたので、本当にやっててよかったと実感してますね。
サラリーマンがブログ副業で結果を出す方法を無料メルマガでお伝えしてるので、よければ読んでみてください。
③:会社を辞める前に転職活動を始めておく
大事なことなので絶対に覚えておいてください。
転職活動は今の会社にいる間に始めておきましょう。
なぜなら、会社を辞める前に内定を取ることも可能で、心に余裕を持てるからです。
僕自身、在職中に内定を獲得できてたので、辞める時の不安は一切ありませんでした。
勢いで辞めてしまった結果、早く内定を取らないとと焦って失敗するパターンは多いので、早めの行動が必須ですよ。
ちなみに僕は今まで20以上の転職サービスを使ってます。
ただ正直、いらないと感じたものもあったので、いつも確実に使うサービスだけ下記に載せておきますね。
転職エージェントは面談が必要ですが、担当者の方と話してるうちにビジョンが見えてくるので特に最初は役立ちます。
ただ、担当のキャリアアドバイザーと相性が合わないことがあるので、最初だけでも2社以上登録するのがおすすめです。
ご紹介したサービスは全て無料で使えるので、フル活用して転職成功を掴みましょう!
ちなみに、未経験からWebマーケティング業界に転職した際に使ったサービスは、下記の記事で詳しく解説してます。
会社に見切りをつけられない人の抱えるリスクとは?
「自分の会社が全ての条件に該当した」という人もいると思いますが、その結果を元に行動できる人は多くありません。
人間には『現状維持バイアス』という性質があり、変化を本能的に嫌がることで、新しい可能性よりも現状を変える恐怖に目が向いてしまうんですね。
現代では変化できないことのリスクが大きい
いまは終身雇用が崩壊し、大企業でも大量リストラをする時代です。1つの会社にいれば安泰な時代は完全に終わりました。
会社に見切りをつけられない人は「自分がいなくなると周りが困るから…」と言った優しい人が多いです。
ただ、周りに尽くすのはステキなことですが、まず一番に考えるべきは自分の人生です。
正直、ほとんどの人は他人にさほど興味ありませんし、実際問題、自分が辞めても会社の仕事は普通に回っていきます。
もちろん引き継ぎなどの最低限のマナーを守る必要はありますが、自己犠牲をして時間をムダにする必要はありませんよ。
見切りをつけた方がいい会社の特徴8つ【6年半で辞めました】:まとめ
今回は『見切りをつけた方がいい会社』についてお伝えしました。
- 見切りをつけた方がいい会社の特徴は8つ
- 現代において変化しないことはリスクが大きい
- 今すぐ辞めることはせず、3つのアクションを取って行く
周りを気遣うのは素晴らしいことですが、一番大事にすべきはあなた自身が後悔しない人生を送ることです。
いきなり大きく動くのは難しくても、今日からできることを1つずつやっていき、将来の可能性を広げましょう。
今回紹介したアクションプランは下記に載せておくので、振り返りに使って下さい。
*クリックすると各項目にジャンプできます
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