人の目線や顔色が気になってしまい、1日終わって家に帰ったらもうクタクタです…
HSPは普通の人よりも周りの目線や音に敏感なので、仕事を続けるのがなかなか大変ですよね。
ただ、HSPじゃない人からは理解されづらいので、余計に気を張ってしまうことも多いでしょう。
そこで今回は、HSPの妻がいる僕がHSPの人が仕事が続かない原因や継続できる仕事の選び方をお伝えしていきます。
家に帰った時にドッと疲れが押し寄せる生活から抜け出すキッカケを掴みましょう。
【結論】HSPで仕事が続かないのは甘えじゃない
結論、HSPの人が「もうこの仕事は続けられない…」と思うのは甘えではありません。
HSPは自己肯定感が低くストレスを人一倍感じやすいため、無理に仕事を続けるとうつ病になったり、身体に支障をきたすリスクが高いです。
そのため「あ、もうこの仕事は続けられない…」と思うのは、自分を守るために必要な反応なんです。
しかし、HSPの人に向いてる仕事はありますし、天職に巡り会えればとんでもない力を発揮する可能性があります。
普通の人では気づかない点に気づいたり、HSPの強みが活きる仕事もたくさんありますよ。
HSPの人が仕事が続かない原因5つ
HSPが仕事を続けづらい原因は主に上記5つです。
①:周りの目線や顔色を気にしすぎて疲弊する
1つ目は周りの人の目線や顔色が気になりすぎてしまうからです。
「これを言ったらどう思われるだろう」「あの人は今なにを考えてるんだろう」などが気になりすぎて、1日が終わるとドッと疲れが出てしまうんですよね。
うちの奥さんも家についたら気が抜けたのか、崩れ落ちるときがあります。
在宅勤務でない限り、仕事中は色んな人と関わることになるので疲弊してしまう人も多いですね。
②:急な変化に対応できない
仕事の内容によっては臨機応変に迅速な対応が求められますが、HSPは急激な変化に対応するのが苦手が人も多いです。
- 接客でクレーム処理をする
- 本日来るはずだった商品が届かない
- システム障害でパソコンが動かなくなる
変化の激しい仕事だとHSPはストレスを強く感じることも多く、仕事が続かない原因になってしまいます。
③:プレッシャーのかかる仕事に弱い
HSPは責任が重かったり、プレッシャーが強くかかる仕事には向いてないことも多いです。
例えばマネジメント職や数字を達成しないといけない営業マンなどは強いストレスを感じて辛くなってしまうことも。
共感力が高いので、相手の心を掴めて成功するパターンもたくさんありますが、ストレスのほうが大きいなら避けるべきでしょう。
④:悩みを周りの人に相談できない
HSPは周りの人に相談するのが苦手なので、1人で全てを抱えて爆発してしまうことがあります。
うちの奥さんも家族以外に相談はしないタイプですね。
家族が近くにいたり、離れれても連絡を取り合えるくらい仲良ければいいですが、孤独な状態で悩みを抱えると仕事どころではなくなってしまいます。
⑤:周囲の些細な言動が気になって疲れる
HSPは自分の言動によって相手がどう感じるかにも敏感ですが、周囲の言動自体にも敏感です。
例えば誰かがヒソヒソ話をしてたら「自分のことかな…?」と気になったり、強い言い方をする人が周りにいると緊張して疲れが溜まったりします。
僕の前職はゴリゴリ体育会系の強い感じの人が多かったので、HSPだと結構しんどいと思いますね。
HSPでも長く続けられる仕事の選び方5つ
人一倍ストレスを感じやすいHSPが、長く続けられる仕事の選び方は上記の通りです。
①:強みを発揮できるものを選ぶ
まずは自分の性格やHSPの特性が強みとして発揮されるものを選ぶことです。
- 感受性、共感力が高い
- 1つの物事に没頭しやすい
- 細かいことによく気がつく
例えば高い共感力を生かして心理カウンセラーをやったりする人もいますね。
HSPの人は普通の人よりも優れた特性を持ってることも多いので、強みを発揮できれば仕事でも大活躍できる可能性がありますよ。
②:絶対やりたくないことを除外する
2つ目は絶対にやりたくないことは避けて仕事を選ぶ、です。
- 大人数と関わらないといけない
- 大きな声を出さないといけない
- 変化が激しくて何が起きるか分からない
やりたいことが分からなくても「これは絶対イヤだ」というものは意外とあるので、それを避けるだけでも仕事を続けやすくなりますよ。
僕の場合、常に誰かと一緒に作業しないといけない状況は耐えられません。
③:人と関わりが少ない仕事を選ぶ
HSPは周りに気を遣いすぎてしまうので、人と関わりが少ない仕事を選ぶのも良いです。
例えば在宅で仕事ができるWebライターやWebマーケターだったり、最低限のコミュニケーションでできる仕事は向いてますね。
逆に、常に誰かと関わらないといけない営業職や接客業などは合わない人も多いので、自分のタイプを見極める必要がありますよ。
一言でHSPと言っても色々あるので、自分のタイプを見極めて選ぶといいですね。
④:負担やプレッシャーが少ない仕事を選ぶ
4つ目はなるべく負担やプレッシャーが少ない仕事を選ぶこと。
- 数字の責任がない
- マネジメントをしなくていい
- 急激な変化があまりない
営業などでガンガン数字を上げられるHSPの人もいますが、多くの場合は負担やプレッシャーが大きいとストレスの方が強くなります。
ただ、責任が全くないと張り合いもなくなるので、バランスは大事ですね。
⑤:第三者の客観的なアドバイスを受ける
最後5つ目は自分以外の第三者から客観的なアドバイスを受けることです。
HSPの人に限ったことではなく、自分で自分のことを正しく把握するのは難しいですよね。
第三者の方が冷静に自分のことを判断できることも多いです。
周りに冷静な判断ができる人がいれば意見を求めてもいいですし、転職エージェントを使ってプロの客観的なアドバイスを受けるのもおすすめですよ。
無料でプロの意見を聞けるので、新しい気づきをもらえますよ。
今はオンラインで面談ができるエージェントが大半なので、ぜひ話してみると良いです。
僕が実際に使って、サポートが良いと感じたエージェントは下記に載せておきます。申し込んだら面談日程の調整に進んで、アドバイスを受けてみてくださいね。
- 転職エージェント
- リクルートエージェント:売上、転職決定数、求人数、登録者数が業界No.1
- ワークポート:サポートがとても手厚く、未経験転職に強い
- マスメディアン:業界特化型として実績、求人数ともにトップクラス
HSPでも長く続いている仕事の具体例
- 事務職:データ入力、書類作成
- 技術職:研究者、溶接工などの技術者
- クリエイティブ職:作家、芸術家、カメラマン、アーティスト
- 専門職:エンジニア、マーケター、高級店の接客
- 在宅ワーク:Webライター、YouTuber、ブロガー、オンライン秘書
正直、HSPだからと言って継続できない仕事はありません。
性格や特性に合っていれば、普通以上に力を発揮できる仕事もあるので自信を持って大丈夫です。
仕事の選び方を抑えた上で、自分の特性とマッチするものを選んでいけるといいですね。
HSPが仕事をする上で覚えておくべきこと2つ
HSPの人が仕事をする上で覚えておくべきことが2つあります。
①:我慢をしすぎない
HSS型HSPに大切な人生の幸せが加速する神知識。 pic.twitter.com/HJMnl2gqv6
— やま@HSS型からHSPを学ぶ (@yama_hsshsp) October 15, 2022
HSPの人は周りに気を遣いすぎる傾向がありますが、我慢し続けている状況では長く仕事を続けることはできません。
先ほど紹介した仕事の選び方を参考にしつつ、なるべく自然体で働ける職場を見つけましょう。
取り繕って好かれるくらいなら、素直な自分を出して嫌われる方が100倍ラクですよ。
仕事なんていくらでもあるし、自分に合った仕事は絶対にあるので気負わずいきましょう。
②:副業で会社への依存度を減らす
依存の反対は複数のものに依存すること
— ふゆ|強く生きる内向型HSP (@fuyu_info) January 25, 2021
え?依存していいの?って思ったら仕事に置き換えてみて。
本業だけでは《安定》できず、副業が当たり前になった。複数《依存》できるものがあると例え1つダメになっても他が救ってくれる。
人との関わりも一緒。ひとりで抱え込まず、みんなに頼っていこ!#HSP
副業で稼げるようにすることで、会社への依存度を下げることができます。
HSPは通常でも自分の意見をなかなか言い出せないですが、会社に生活を全て握られている状態だと余計に無理。
しかし、副業で少しでも稼げるようになれば、「最悪この会社を辞めても大丈夫!」と割り切れるようになります。
僕も副業で稼いでいるので仮に会社がなくなっても大丈夫です。自分の力で稼げるようになると、自己肯定感も上がるし一石二鳥ですよ!
HSPには在宅でできるWebマーケティングを使った副業が特におすすめなので、下記の記事を参考にしてみてください。
まとめ:仕事が続かない原因を把握して対処すればHSPでも天職に出会える!
今回は『HSPが仕事が続かない原因と解決策』についてお話してきました。
- HSPの人が仕事を続けることができないのは甘えではない
- 原因をしっかり理解して対処すれば問題ない
- マッチする仕事に出会えれば大活躍できる可能性アリ
HSPの人は繊細なので不安になることも多いと思います。
しかし、原因を把握して対処すれば、自分が最高に輝ける天職にきっと出会えますよ。
応援してます!
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