SNSの需要がめちゃくちゃ高まってるからSNSマーケターとして働ければ仕事に困らなそう。
未経験から最短ルートでSNSマーケターになる方法を教えてほしいです。
スマホが普及してSNSの需要は爆発的に伸びてきました。
今後もその流れは加速していくので、SNSを効果的に活用できるSNSマーケターの市場価値が高まるのは確実です。
しかし、SNSは誰でも無料でできるからこそ『効果的に活用して成果を出せる人材』と『それ以外の人たち』に分かれてしまいます。
そこで今回はSNS個人アカウントで2700人以上のフォロワーを持ち、事業会社でコンテンツ責任者を務める僕が、市場価値の高いSNSマーケターになる方法について語っていきます。
最後まで読めば、トップ数%の成果を出せるSNSマーケターへのキッカケが掴めますよ。
31歳未経験でWebマーケターに転職。現在はSEO・SNS責任者と面接官を務める。Webマーケティングスクール『Withマーケ』転職講座講師。Twitterのフォロワー数は3000人超。詳しいプロフィールはこちら
SNSマーケターとは?仕事内容は3つ
前提として、SNSマーケターとはどんな仕事内容なのかお伝えしていきます。
結論、下記の3つがSNSマーケターの主な仕事内容です。
- SNS広告の作成、運用
- SNSアカウントの運用
- インフルエンサーの選定、依頼
①:SNS広告の作成、運用
まずはSNS広告の作成と運用です。
SNSといえばアカウントをコツコツ育てる印象があるかもですが、企業の場合はSNS広告がメインになることが多いです。
なぜなら早く認知拡大や集客、売上UPに繋げることができるから。
- Facebook広告
- Instagram広告
- Twitter広告
- YouTube広告
- Tiktok広告
- LINE広告
などを使い、予算やターゲットを決め、クリエイティブ(広告の文言やデザイン)を作成して運用していきます。
②:SNSアカウントの運用
2つ目はSNSアカウントを運用して育てることです。こちらの方がイメージが湧く人が多いと思います。
SNSアカウントを育ててフォロワーやエンゲージメント(反応)を増やすことで、広告費をかけずに集客や売上UPを見込めます。時間はかかりますが、育てる価値はめちゃくちゃありますよ。
僕もコツコツ育てたことで、ブログへの流入やDMで転職の相談を受ける機会が増えました。
- ターゲットを決める
- 発信内容の軸を決める
- どんな立場から発信するか決める
- 積極的にいいねやリプライで交流する
- 数値を定期的にチェックして分析・改善する
③:インフルエンサーの選定、依頼
3つ目が自社の商品・サービスの認知拡大や集客のために、インフルエンサーの選定と依頼を行うことです。
- 商品・サービスのメインターゲットは誰か?
- ターゲットに人気のインフルエンサーは誰か?
- 案件依頼する際の予算はいくらくらい取るか?
などを考えながら施策を進めていきます。
ターゲットと親和性がないインフルエンサーに依頼してしまうと、お金がかかったのに全然集客できなかったということもあり得ます。
例えば1つの案件動画を作成するのに100万円とかかかったりするので、慎重に選定していく必要がありますよ。
ただ、当たればデカイのもインフルエンサーマーケティングの特徴です。
SNSマーケティングの目的は主に3つ
- 集客
- 売上UP
- 認知拡大
そもそもSNSマーケティングを行う目的は主に上記3つです。
目的を理解して運用しないと時間とお金を使ったのに成果が得られないので注意が必要ですよ。
フォロワーを増やすことは、あくまでこれらの目的を達成するための手段に過ぎませんよ。
集客
ビジネスをする上で最も大事になるのが集客です。
いくら良い商品やサービスを作れても、買ってくれる人がいない限り価値を与えることはできません。
全てのビジネスがオンライン化したことで、インターネット経由の集客をする企業が増えました。
SNS集客はその中でも「ブランディング」「ファン化」がしやすいので、良い顧客が集められることから注目度が挙がっています。
売上UP
売上を上げることができないとビジネスは続けられませんが、SNSは売上UPにも大きな役割を発揮します。
先ほども言ったように、SNSで継続的に発信をすることでファン化ができます。
現代は「何を買うか」よりも「誰から買うか」が重要な時代なので、ファンを作れることが売上に直結するわけですね。
認知拡大
3つ目が商品やサービス、企業や個人の名前の認知拡大です。
人間は『たくさんの人が知ってるモノ』に価値を感じる生き物です。上場企業に勤めてると言うと「おぉ〜!」ってなる感じですね。
SNSをうまく活用することで「なんかよく見るな」と認知拡大することができ、信頼性が高まったり、目的を達成しやすくなります。
SNSマーケターとして必要なスキル7つ
次にSNSマーケターとして市場価値を高めるために必要なスキルを7つご紹介していきます。
- 想像力
- 分析力
- 継続力
- 論理的思考力
- ライティングスキル
- トレンドを把握する力
- コミュニケーション力
①:想像力
まずは想像力です。
- どんな発信をすれば反応が上がるか
- どんな人に届ければ売上が上がるか
- 他のアカウントと差別化をするには何をすべきか
など、想像力を巡らせてSNS広告やアカウント運用できないと、いくら時間を費やしても思うように伸びていきません。
自己満足ではなく、相手目線で何が求められているのかを考えるのが大事です。
②:分析力
2つ目はデータを見て分析する力です。
SNSを運用する上では、
- インプレッション(見られた数)
- エンゲージメント(アクションされた数)
- フォロー
などの数値を見て分析していくことが必須。
例えば「インプレッションはそこそこあるけど、エンゲージメントが低いからもっと共感性の高い発信をしよう」と考える感じ。
分析をせずに闇雲に行動してるだけだと伸びは鈍いので、数値をしっかり見られる力が大事です。
③:継続力
3つ目は継続してやり続ける忍耐力です。
SNS広告にしても、SNS運用にしても、すぐに成果が出ることばかりではありません。先ほども言ったように、数値を分析して改善し続ける必要があります。
特にSNSアカウントを育てるには最低でも半年くらい必要なので、継続できない人はそもそも成果を出すことは厳しですね。
④:論理的思考力
4つ目は原因と結果の繋がりを考える論理的思考力で、大きく分けて2パターンあります。
- 行動した結果を元に、原因を特定して改善する
- 「この行動をしたらこういう結果が出るのでは」という仮説を立てる
例えば僕は以前Twitterで『#あなたのブログが読みたい』という添削企画を初心者ブロガーさん向けにやりました。
結果、「文章を結果が出てる人に見てもらいたい」と思うブロガーさんが集まり、総勢200人以上が参加してくれる大人気企画になりました。
論理的思考力を鍛えると仮説や戦略が当たる確度を高められますよ。
⑤:ライティングスキル
5つ目はライティングスキルです。
文章メインのSNSは(TwitterやFacebook)ではもちろん必須ですし、画像や動画メインのSNSでも実は文章力って大事なんですよね。
なぜならYouTube動画の台本を書いたり、インスタで画像と文章をセットにして投稿したり、文章が一切必要ない状況はないからです。
人間は言葉=文章をベースに物事を考えるので、ライティングスキルの有無はSNSでも超重要です。
⑥:トレンドを把握する力
6つ目は常に色々なことにアンテナを張って、トレンドを把握する力です。
インターネット業界の流れは恐ろしいほど速く、1年で状況はガラッと変わるのが普通。
例えば、Facebook→Twitter→Instagram→YouTube→Tiktokという感じで、人気のプラットフォームは激変してますよね。
トレンドを把握できないと、時間とお金を使ったのに思うような成果を出せないこともあります。
若者にはついていけない、とか言ってる場合じゃないですよ笑
⑦:コミュニケーション力
最後は誰とでも円滑に物事を進めることができるコミュニケーション力です。
コミュニケーション力って定義が幅広いですが、別にベラベラ雑談ができれば良いわけではありません。
成果を出すために関わる人たちと連携をしっかり取り、物事を円滑に進めて行く力がSNSマーケターとして必要なコミュニケーション力です。
例えばSNS上で交流をしたり、成果を出すために必要なコミュニケーションを取れるのが大事です。
SNSマーケターになるには?方法は4つ
SNSマーケターになるには方法が4つあります。
- SNSマーケティングの代理店に就職・転職する
- SNSマーケティングを行っている事業会社に就職・転職する
- 独学でSNSアカウントを運用して育てる
- スクールで学んでから実践をしていく
①:SNSマーケティングの代理店に就職・転職する
まずはSNSマーケティングの代理店に転職・就職して、企業のSNS広告・アカウント運用を支援することです。
SNSを伸ばしたい企業は多いですが、時間やお金、知見のある人材などのリソースが足りないのが現実。
SNSマーケティングの代理店は、そんな企業から案件を受注して、運用代行などを行っていきます。
色々な業種の案件を扱えるのがメリットですね。
②:SNSマーケティングを行っている事業会社に就職・転職する
2つ目は自社商品やサービスを持っている事業会社でSNS広告やアカウント運用を行うことです。
事業会社は代理店と違い、色々な業種の案件を扱うことは基本できません。
しかし、自社のプロダクトに深く関われることで、より深いSNSマーケティングを実践していくことができます。
商品やサービスの魅力をどのように伝えるかなど、マーケティングの総合力を鍛えるのに向いています。
③:独学でSNSアカウントを運用して育てる
3つ目は独学でコツコツSNSアカウントを運用して育てていくことです。
僕自身、完全ゼロから独学でTwitterを育て、今は2700人以上の方のフォローしていただけるようになりました。
「どんな発信がウケるか」「どんな交流をするとエンゲージメントが高まるか」など、膨大な仮説検証をする中でSNSマーケターとしての力が高まるのを感じています。
アカウントが育つと企業案件が来たり、ブログの収益が上がったり、メリットが多いですよ。
無料なのでやらない手はありません。
④:Webマーケティングスクールで学ぶ
4つ目はSNSを学べるWebマーケティングスクールに通い、知識を入れた後で実際にSNS広告やアカウント運用をしていくことです。
スクール卒業後はSNSマーケティングの会社に転職しても良いし、個人で運用していっても問題ありません。
スクールで体系的に学ぶことでSNSマーケティングのポイントが理解しやすくなり、成果に繋げやすくなりますよ。
SNSマーケティングをしっかり教われるスクールは少ないので、下記のスクールを参考にしてみてください。
SNSマーケティング以外にも興味がある場合は、おすすめのWebマーケティングスクールの記事をご覧ください。
未経験からSNSマーケターに転職する方法2パターン
- 今の時点で転職できるか試してみる
- 現状で転職できなそうなら学習してから再挑戦
SNSマーケティングをしっかり学習・実践したいなら転職が一番なので、ここからは未経験からSNSマーケターに転職する方法を2つのパターンでお伝えしていきます。
パターン①:今の時点で転職できるか試してみる
まずは現時点でSNSマーケターとして転職できるかどうか、とりあえず転職サイトや転職エージェントに登録して試していきます。
え、学習とかしなくていいの?
と思うかもしれませんが、今の時点でも転職できる人は確実にいるので、わざわざ時間をムダにする必要はありません。
- 20代中盤くらいまでの若手
- 前職でSNSマーケターとして活かせる実績や経験を積んでいる人
例えば若手なら知識がなくてもこれから育てれば良いですし、前職で実績がある人ならビジネス戦闘力が高いので未経験でも活躍できる可能性があります。
まずは現状の自分でSNSマーケターとして転職できるか確認するのが第一なので、僕が使った下記サービスを最低3つくらい併用して試してみてください。
- 転職サイト
- リクナビNEXT :求人数No.1でツール豊富
- MIIDAS(ミイダス) :届くオファーが全て面接確約
- ビズリーチ:年収500万以上のハイクラスに強い
- 転職エージェント
- リクルートエージェント:売上、転職決定数、求人数、登録者数が業界No.1
- ワークポート:サポートがとても手厚く、未経験転職に強い
- マスメディアン:業界特化型として実績、求人数ともにトップクラス
パターン②:現状で転職できなそうなら学習してから再挑戦
転職活動を実際にやってみて、全く書類や面接で通過できないようなら学習してから再挑戦すると良いです。
独学で学習する、SNSを学べるスクールに入る、どちらでもOKですよ。
現役マーケター目線でスクールを選ぶなら、
という感じで選ぶと失敗が無いかなと。
どこのスクールも無料体験や無料説明会などがあるので、気になるところは直接確認するのがベストですよ。
知識と経験をある程度積んだら転職活動をもう一度やってみましょう!
SNSマーケターの将来性は高いので挑戦する価値あり!
ここまで色々とお伝えしてきましたが、SNSマーケターの将来性は正直めちゃくちゃ高いです!
いくつか理由があるので共有してきますね。
求人数が圧倒的に多い
業界最大手のリクルートエージェントで求人数を調べてみると、
- SNS:6,409件
- Web広告:2,555件
- SEO:1,638件
となり、SNSマーケターの求人は他職種より圧倒的に多いです。
つまり、それだけSNSマーケターの需要が大きくなっている証拠というわけですね。
年収が上がりやすい
SNSマーケティングは需要が多いので、本業でも収入を上げらやすいだけでなく、副業でも稼ぎやすいです。
例えば、個人でSNS運用代行を月5〜10万円くらいで受けてる人は、僕の知り合いでも結構いますよ。
また、コンサルやコンテンツ販売、アフィリエイトなど収益化できる方法は色々あるので、SNSマーケティングスキルを磨いて行くと年収UPに近づきます。
僕はSNS経由でWebマーケティングスクール講師の話をいただきましたよ。
まとめ:SNSマーケターになるには?必須スキルから転職方法まで解説
今回は『SNSマーケターになるにはどうすればいいか』についてお話してきました。
- SNSマーケターの将来性はめちゃくちゃ高い
- まずは転職して会社でスキルUPするのがベスト
- 今の時点で転職できるか試して、ダメそうなら学習して再挑戦すべし
SNSはこれからも盛り上がっている市場なので、SNSマーケターになれれば市場価値は確実に上がっていきます。
SNSマーケティングは体系的に確立されていないので、まだまだチャンスはたくさんありますよ。
まずは現状の自分で行けるのか下記サービスなどを使って確認し、どうしても受からなそうなら学習して再挑戦していきましょう!
- 転職サイト
- リクナビNEXT :求人数No.1でツール豊富
- MIIDAS(ミイダス) :届くオファーが全て面接確約
- ビズリーチ:年収500万以上のハイクラスに強い
- 転職エージェント
- リクルートエージェント:売上、転職決定数、求人数、登録者数が業界No.1
- ワークポート:サポートがとても手厚く、未経験転職に強い
- マスメディアン:業界特化型として実績、求人数ともにトップクラス
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