Webマーケティングって検索したら「Webマーケティング やめとけ」って出てきたんだけど…
興味あるし転職も考えてたけど、正直ちょっとビビっちゃったのでリアルなところを知りたいです。
Googleで「Webマーケティング」と打つと「やめとけ」と検索ワードに出てきたり、SNSで否定的な意見を見て不安になる人は少なからずいるはず。
僕も転職前はリアルなところがわからなかったので、不安になったこともありました。
ただ結論、「Webマーケティングはやめとけ」という意見はあまり気にする必要はなく、多くの人が後悔のない選択をしたと思えているのがリアルです。
今回は30代未経験でマーケター転職した僕が、「Webマーケティングはやめとけ」という意見の実態について徹底解説していきます。
最後まで読めば、いま持っている不安が解消できて一歩踏み出せる状態になってますよ。
31歳未経験でWebマーケターに転職。現在はSEO・SNS責任者と面接官を務める。Webマーケティングスクール『Withマーケ』転職講座講師。Twitterのフォロワー数は3000人超。詳しいプロフィールはこちら
結論:「Webマーケティング業界はやめとけ」は信じなくていい
結論、「Webマーケティングはやめとけ」という意見は割と暴論。
僕が26人の現役マーケターへ行ったアンケート結果を見ると、一時的に辞めたいと思っても中長期で見ると後悔してない人が多いのがリアルです。
もちろん大変なこともWebマーケターの仕事にはたくさんあるので、短期的に見ると「あぁ辞めたい…」と思う瞬間はあります。
しかし、将来性の高さやスキルが身についてる感覚など、デメリットよりメリットを強く感じている人が多いのが現実ですよ。
ここからはなぜWebマーケティングはやめとけと言われるのかを見ていきましょう。
「Webマーケティング業界はやめとけ」と言われる理由8つ
Webマーケティング業界はやめとけと言われるのには、大きく8つの理由があります。
- 数字で成果を求められる
- 変化が激しい
- 泥臭く地味な作業が多い
- 会社員だと年収は高くない
- 周りに優秀な人が多くて大変
- 仕事量が膨大
- コミュニケーション力が必要
- ちょっとのミスが大きな損失に繋がる
数字で成果を求められる
広告配信の分析をどうやっていくか
— 悠太@Facebook広告運用 (@tytatutta) March 14, 2022
まず大前提として、
「仮説」を立てるマインドが大事
どこの数値が悪いか
はっきりと判断するのは難しい…
だから、
仮説を立てて改善→分析→もう一度仮説を立てて改善→分析
といった具合で
分析と改善の繰り返し
をしていくことが大事なんです
Webマーケティングの仕事は数字でほとんどの成果を計測できます。
- サイト経由の申込件数が前月より20%増加した
- 広告経由のCVR(成約率)が30%改善された
数字が把握しやすいのがメリットである一方、常に数字での成果を求められるのも事実です。
内閣府の調査によると、日本のIT人材は文系が50%以上で数字にあまり強くない人も多いため、数字で成果を求められるのが辛いというケースもありますね。
変化が激しい
Facebookで見た古巣の仲間の転職報告。変化の激しいWebマーケティング業界で15年以上同じ会社で働くということはそれだけで大変な偉業。謙遜でも自虐でもなくベンチャーで過ごす時間は我ら広告業界の倍速だと思うので。
— 小林拓郎|プランナー (@takurodx) November 7, 2021
Webマーケティング業界の変化の早さは全業界中トップクラスです。
- インターネット成長期(2000年~2003年):ブログが普及し、個人による情報発信が活発となる。「SEO(検索エンジン最適化)」や「コンテンツマーケティング」が意識され始める。リスティング広告も登場
- インターネット成熟期(2004年~2009年):SNSの誕生でSNSマーケティングが始まる。ユーザーの行動データを元に広告を配信「リターゲティング広告」が登場
- インターネット変革期(2010年~):ビッグデータの活用や動画市場、MR市場の成長でマーケティングの手法やチャネルがさらに広がる
上記はかなりザックリまとめただけですが、数年という短い期間で爆発的に変化してるのが分かりますよね。
Webマーケターは常に変化に対応しないといけません。
仕事内容が地味
【実は地味な作業】
— ケン@リストマーケティング×webディレクター (@yoshi615915) July 11, 2021
webマーケティング
実は、地味な作業の連続です。
webクリエイティブやLP作成も4から6作成してABテストして反応を確認する
その反応で顧客の今の悩みやニーズがわかるのです。
教えるよ
一緒に頑張ろな !!
#Web制作 #自動化 #動画編集 #eduGate #暗号資産 pic.twitter.com/EaZbc66wEz
Webマーケティングって一見、華やかなイメージがあると思いますが、実際の仕事内容はとても地味ですw
上記のツイートのように小さなテストを何十回、何百回と繰り返して、少しずつ成果を上げていくんですよね。
- デザインが一緒で文言が違うA案とB案をテストして成果を計測
- Excelやスプレッドシートにデータをまとめて見やすくする
- 数字を見て改善点を洗い出して、またテストをしていく
みたいな感じ。
ただ、その積み重ねが会社の売上アップや自分の給料アップにも繋がるのでやりがいはありますけどね。
会社員だと年収は高くない
たまに、「Webマーケ職に転職して年収を上げたい!」と言う人をよく見かけるけれど、会社員としての年収を上げるためにWebマーケティング職に転職するのはオススメできない。
— タコペッティ (@syakaisei) September 1, 2020
雇われのマーケティング職だと労働集約型だし、平均年収も低い。自分で稼ぎたい人にオススメの職業https://t.co/HQ1GJkIPC8
Webマーケティングは独立してフリーランスになると年収1000万円以上もゴロゴロいますが、会社員だと年収には限界があります。
IT特化エージェントのレバテックのデータによると、
会社員 | フリーランス |
---|---|
未経験者:430万円~490万円前後 経験者採用:480万円~660万円前後 | 600万円~960万円程度 月給50万円~80万円程度の案件が多い |
という感じだったので、サラリーマンとフリーランスで大きく差があるのがわかりますよね。
平均年収は他の仕事よりも高い
ただ、国税庁のデータを見ると、
- 全職種の平均年収:436万円
- Webマーケ職の平均年収:519万円
となっており、平均年収は決して低くはありませんね。
若い人が多い業界なので、実力があれば他の仕事より年収は上げやすいです。
周りに優秀な人が多くて大変
ここ数ヶ月ほどwebマーケ系の人のキャリアの話とかを聞いて再認識したのは、定時や時短で働きたい優秀層が多いこと。彼らみたいな人たちを逃すことなく採用できる環境作りって重要だよな。バリバリ働くというより、家庭のこともあるので働ける時間内で最大のパフォーマンスを発揮できる環境の整備。
— 神宮/広告運用│SO Technologies (@haji28290) October 17, 2021
Webマーケティング会社には若くて優秀な方が多いので、ついていくのが大変なこともあります。
平均年齢が20代というケースも多く、僕の会社も平均年齢27歳くらいです。
僕は30代で転職したので、ガッカリされないように今でも必死に勉強しています。
ただ、しっかり知識と経験を積めば活躍することはできますよ。
仕事量が膨大
Webマーケティング業界は自分で商売を始めたい人にとってはオススメだけど、自分で稼ぐ気がない人や独立する気がない人、労働者思考の人には全くオススメじゃないですね。
— タコペッティ (@syakaisei) June 7, 2020
華やかに見えるが、作業量が多い割に平均年収はまだまだ低めの職業かつ、時には長時間労働が蔓延し、結果を常に求められる仕事
Webマーケターは色々なことを同時進行する必要があるので、仕事量が多くなりがちです。
- データ分析からの施策立案
- 自社メディアの記事執筆
- 外注ライターの管理
- 関連部署とのやり取り
- 社内・社外とのMTG
うまく行ってる時はまだ良いですが、広告やメディア運営の調子が悪い時は、分析に時間がかかることもしばしば。
上司やクライアントへの報告資料を作ったりする必要もあったり、残業が増えることも結構あります。
いかに作業を効率化して、成果を出せる確度を高められるかが肝になりますね。
コミュニケーション力が必要
webマーケティングは「コンテンツ」「デリバリー」「コミュニケーション」の3つの要素が上流にあって、そこを考え実行した上で「データドリブン」の話が出てくるんだよね。その3要素を考えることは即ち取り組みのコンセプト、ビジョンを考えることでもある。偏っている(切り分ける)人が多過ぎる。
— 平山高敏 (@t_hirayama0227) April 3, 2019
Webマーケティングの仕事はコミュニケーション力が求められます。
- 経営者
- 営業部隊
- エンジニア
- デザイナー
- クライアント
など、様々な関連部署と円滑にコミュニケーションを取れないと成果を出すことはできません。
「パソコンだけと向き合ってれば良いから」という理由で選ぶと失敗しますね。
ちょっとのミスが大きな損失に繋がる
おはぱっぴんぴんだぴん!
— ぱっぴん生活🉐得してノーストレスな在宅仕事で2万収益!🖥在宅代理店運営 (@pappin78184) August 2, 2021
webマーケティングは小テストやっているピンか?やらないと、損失が大きいぴんよ!
今日もぱっぴんぴん!#おは戦30803ak#eduGate
Webマーケティングはちょっとしたミスが大きな損失に繋がることがあります。
- 広告の配信エリアを間違えた
- 1日の広告予算の設定を間違えた
- アクセスの多いページをリライトしたらCV激減
もちろん失敗するのは当たり前なんですが、自分のせいで大きな損失を生んでしまった時は胃がキューッとなりますね…笑
いきなり大きな損失を生まないためにもABテスト※を小さく繰り返す必要があります。
※ABテストとは、AパターンとBパターンを作って成果を検証すること
ぶっちゃけ数値が上がらないとしんどいのはあります。
ただ、デメリットを遥かに上回るメリットがあるのも事実ですよ。
僕がWebマーケティングの魅力や楽しさ・やりがいを感じた瞬間5つ
ここからは実際に僕がWebマーケターになって感じたWebマーケティングの魅力や楽しさ、やりがいについてお話します。
- 働き方の自由度が高い
- 成果を出せば給料が上がりやすい
- 転職でもキャリアアップできる
- 本業の学びを副業で生かして稼げる
- キャリアの選択肢が広がって不安が減る
働き方の自由度が高い
Webマーケティングの仕事はパソコンがあればどこでも出来るので場所を選びません。
実際、僕の会社はリモートワーク可能なので、いまは月に1回出社するかしないかです。
スキルがないうちから自由に働くのは厳しいですが、1人でも仕事が回せるようになれば在宅勤務も可能。
通勤電車から解放されたり、朝の支度をしなくて良いのは、めちゃくちゃメリットです!
成果を出せば給料が上がりやすい
Webマーケティングはいわゆる年功序列ではなく、実力主義な会社が多いです。
若くてもスキルや実績があれば年収は上がる可能性が高く、僕の会社でもエンジニアチームの責任者は26歳ですしね。
僕自身も未経験で入社しましたが、成果を上げていったところ1年半でSEOチーム責任者になれました。
年収も入社時点から150万円ほど上がっています。
いくら頑張っても給料が中々上がらない仕事もありますが、Webマーケターは比較的上げやすいと思います。
転職でもキャリアアップできる
Webマーケターの中には何度も転職を繰り返して年収を上げていくジョブホッパーも多いです。
- スキルを磨く
- 成果を上げる
- スキルと成果を持って転職活動
- 年収が上がる会社に転職
1から4をぐるぐる繰り返して年収を上げていく感じですね。
スキルと実績をつければ、どんどん年収をあげていけますよ。
本業の学びを副業で生かして稼げる
Webマーケティングの本業で学んだことを生かして、副業で稼ぐこともできます。
僕自身、本業でWeb広告運用やSEOをやっているのが副業にも生かせており、副業でも月40万円ほど稼ぐことができました。
副業だと1日2〜3時間くらいが限界になるケースも多いですが、本業の8〜10時間を学びに使えるのは非常に強いです。
会社は巨大な実験場だと思って、副業にも生かさせてもらっています。
キャリアの選択肢が広がって不安が減る
Webマーケティングスキルを身につけることで、今後のキャリアの不安を減らすことが出来ます。
なぜならWebマーケティングスキルが身につけば、
- 会社員としてガンガン出世していく
- 会社員として働きながら副業でも稼ぐ
- 独立してフリーランスとして働いていく
などの選択肢を取れるようになるから。
キャリアの不安は「会社がなくなったら収入がなくなる…」という感情が原因ですが、Webマーケティングスキルがあれば「会社がなくなってもどうにかなる」と思えます。
人間は選択肢が多ければ不安を感じにくくなります。
Webマーケティングは精神的にもメリットが大きいですよ。
Webマーケティングは大変ですが、やりがいや魅力もめちゃくちゃある仕事ですよ。
やめとけ!Webマーケティング業界が合わない人の特徴9つ
Webマーケティングは将来性もあって非常に良い仕事ですが、正直こんなタイプは向いてません。
- 自分の頭で考えられない
- 継続して努力できない
- 人に対して興味が全く持てない
- 業界や会社に安定を最重視する
- ルーティンワークの方が好き
- 仕事の数が多くて忙しいのが嫌い
- 数字の分析が極端に苦手
- デスクワークが出来ない
- ストレス耐性が極端に弱い
自分の頭で考えられない
Webマーケティングの仕事はPDCAサイクルを高速で回す必要があります。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(検証)
- Action(改善)
の流れで業務を行っていくこと
PDCAサイクルを回すには、「仮説を立てる」のが重要。
自分の頭で考えられないと仮説を思いつかないので、必然的に成果を出すのが厳しくなります。
継続して努力できない
前述したように、Webマーケティングは地道なテストを繰り返す仕事です。
「今日実行して明日いきなり成果が出る」というものでは無いので、継続力がない人は
継続できない → 成果が出ない → 楽しくなくなる → 辞める
というパターンになってしまう可能性があります。
継続のコツとしては「小さくても良いから新しいことを定期的にする」ですね。
人に対して興味が全く持てない
Webマーケティングは人に全く関心が持てないタイプは向いてません。
- エンジニアやデザイナーにはどうやって伝えると理解しやすいか
- ユーザーは何を求めていて、何を提供すると喜んでくれるか
- クライアントはどんな課題を持っていて、何を求めてるか
など、Webマーケティングの仕事は全て相手のことを考える視点から出発します。
人に関心を全く持てないと成果が出る施策も作れないし、円滑なコミュニケーションも取れずに崩壊します。
業界や会社に安定を最重視する
Webマーケティング業界は変化が激しいし、ベンチャーなど若い企業も多いため安定性を最重要とする人には向いてません。
僕の会社もベンチャーですが、評価システムや研修制度などがしっかり整備されてるとは言えないです。
ただ逆に考えれば、自分が主要メンバーとしてシステムを作っていくことができるので、やりがいを感じられる機会も多いですけどね。
変化に対応できず、常に安定を求めているタイプはWebマーケターになると苦労するでしょう。
ルーティンワークの方が好き
Webマーケティングは変化が激しいので、同じことを淡々とこなせばいいわけではありません。
日々変わるトレンドをキャッチして、時代にあった対応をしていく必要があります。
毎日決まった仕事をこなして給料をもらうルーティンワークが好きな人は向いてないですね。
仕事の数が多くて忙しいのが嫌い
Webマーケティングは同時に色々な仕事を処理していく必要があるので、残業も増えがちです。
僕自身、SEOチームの責任者として「戦略立案」「データ分析」「記事執筆」「外注ライターの管理」「メンバーマネジメント」などを行っています。
ただ、仕事は多くて大変ですが、自分の成長を感じられるし、興味がある仕事なので残業も苦になりません。
仕事が多くて忙しいのが絶対無理というタイプだと、正直Webマーケターは厳しいと思いますね。
数字の分析が極端に苦手
数字の分析が極端に苦手というタイプも厳しいですね。
- サイトのアクセス数
- 広告が表示された回数
- 広告がクリックされた回数
- 申し込みが入った確率
- 商品がリピートされた確率
など、様々なデータを分析しながら改善策を考える必要があるからです。
ただ、極端に苦手だと厳しいですが、ある程度の人はやっていれば慣れます。
日本のIT人材は文系が多いので数字に触れる機会が少なかった人も多いかもですが、感覚を掴むと分析が楽しくなる人も結構いると思いますよ。
デスクワークが出来ない
Webマーケティングの業務はデスクワークが99%なので、デスクワークが出来ないタイプはさすがに無理ですね。
集中してデスクワークができないとケアレスミスも多くなります。
ただ、何時間も連続で座ってる必要はなく、適度に休憩を挟んで継続できるなら問題ありません。
実際、ポモドーロ・テクニックという方法が集中力UPに効果的なので、適度に席を立って休憩するのはむしろ良いことですよ。
- 「25分作業+5分休憩」というサイクルを繰り返して集中力を高める方法
ストレス耐性が極端に弱い人
Webマーケティングは数字と常に向き合ったり、色々な人とコミュニケーションを取る必要があるので、ストレス耐性が極端に弱いと厳しいです。
- 数字が上がらなくて必要以上に凹む
- 誰かに言われた一言をいつまでも引きずる
みたいになってしまうと、仕事のパフォーマンスやメンタルに支障をきたします。
自分でコントロールできることと自分でコントロールできないことを切り分ける必要がありますね。
Webマーケティングが厳しいと言われる理由は、【暴露】Webマーケティングは未経験だと厳しい?【30代で転職した僕の本音】でも詳しく解説しています。
Webマーケティングに向いてる人の特徴7つ
続いてWebマーケティングに向いてる人の特徴をお伝えしていきます。
- 変化を楽しめる人
- 相手の気持ちに敏感な人
- 裁量権のある仕事がしたい人
- 自分でどんどん学んでいける人
- 数字で成果を出すのに快感を覚える人
- 論理的に考えるのが得意な人
- 人と協力しながら目標達成するのが好きな人
当てはまった人はWebマーケターとして市場価値を上げていける可能性が高いので、ぜひ挑戦してみてください。
変化を楽しめる人
変化を楽しめるタイプは、高速で変化していくWebマーケティング業界に向いています。
- 新しい広告手法を試す
- 動画やVRなども挑戦する
- 最新のSEO情報を加味してサイトを作る
など、知識をアップデートして変化を楽しみながら行動できる人はマーケター気質ですね。
変化しながら成長できれば自然と成果もでますよ。
相手の気持ちに敏感な人
Webマーケティングは「誰に、何を、どのように届けるか」が最重要なので、相手の気持ちを敏感に察知できる人は向いてます。
今だとHSP(いわゆる繊細さん)って多いですが、HSPは相手の気持ちを普通以上に感じ取れるので、Webマーケティングで成果を出しやすかったりします。
気にしすぎると辛くなりますが、相手の気持ちを考えられる人の方が成果を出せる世界ですよ。
裁量権のある仕事がしたい人
Webマーケティングは指示待ちではなく自分の頭で考えて行動することが求められるので、裁量をもって働きたい人には向いています。
自由度が上がった分、責任も重くなるのは覚えておかないといけませんけどね。
責任は感じますが、自分がやった施策がハマった時は最高に嬉しいですよ。
自分でどんどん学んでいける人
自分からどんどん学習していける人はWebマーケティングに向いています。
自ら学習できると、他の人が知らない知識を得て成果に繋げていくことができるからです。
業務の中で全ての知識を得られるわけではないので、自分で学習できることは1つの才能ですよ。
僕もProgateを使ってプログラミング言語やWebデザインを勉強したりしてます。
エンジニアやデザイナーとのコミュニケーションも円滑になって一石二鳥ですよ。
数字で成果を出すのに快感を覚える人
数字で成果を上げて実績を作るのに快感を覚える人はWebマーケター向きです。
僕はマーケターになる前、営業として常に数字と向き合ってきましたが、予算を達成した時の快感はクセになってましたね。
- 販売職や営業職として売上を作る
- 事務職で業務効率化をする
- TOEICで点数を上げていく
など、何かしらの数字を改善することで喜びを感じた経験がある人は結構いるはず。
小さくても数字を改善する喜びを感じた経験がある人は、Webマーケティングが合ってますよ。
論理的に考えるのが得意な人
Webマーケターは「原因」と「結果」の繋がりを考える論理的思考が求められます。
- 売上が先週より下がっている(結果) → 広告のクリック率が下がった(原因)
- あの人の話は分かりづらい(結果) → 話す内容が整理されていない(原因)
論理的思考ができると、正しく原因を特定して成果を改善できますよ。
「なんでこうなったんだろう?もっとこうすれば良いのでは?」とロジカルに考えるタイプはWebマーケター向きですね。
人と協力しながら目標達成するのが好きな人
Webマーケティングは周りのマーケターだけではなく、経営者やエンジニア、Webデザイナーなど色々な人と関わって成果を出す必要があります。
そのため、人と協力して目標達成するのに喜びを感じられるタイプはWebマーケター向きですね。
僕自身、自分1人で目標達成するのも好きですが、チームで1つの目標を目指して達成できた時は最高に嬉しいです。
祝勝会で飲むビールも最高ですね!笑
Webマーケティングの適正については【10項目で適性診断】Webマーケティングに向いてる人の特徴5つも公開で詳しく解説しています。
Webマーケティングの将来性は高い!やめるのはもったいない
Webマーケティングの将来性を知ると、「やめとけ」と言われただけで諦めるにはもったいないことが分かると思います。
ここからはWebマーケティングの将来性について解説していきますね。
- インターネットネット広告の市場規模が伸び続けている
- Webマーケティングスキルを持つ人材の市場価値は高い
- 社会のデジタル化は今後も確実に進む
インターネットネット広告の市場規模が伸び続けている
Webマーケティングが属するインターネット広告の市場規模は今後も伸び続けていく予測です。
動画広告やVR広告の市場も拡大しており、ますますWebマーケティングの重要性が増しますね。
業界全体が伸びれば、企業に流れるお金が増えて働く人の給料も伸びやすいので、他の業界と比べても将来性は高いと言えます。
Webマーケティングスキルを持つ人材の市場価値は高い
Webマーケティングをやっていると、
- Web広告運用
- サイト運営、SEO
- SNS、インフルエンサー管理
- メルマガや公式LINEなどの顧客管理
- 論理的思考力や数字を分析する力
などのスキルが身につきますが、どれも需要が大きいです。
しかし需要が大きい反面、「Webマーケティング人材が不足している」と答える企業が多く供給は足りていません。
Webマーケティングスキルを高めることで市場価値の高い人材になれるのが分かりますね。
必要なWebマーケティングスキルに関しては、Webマーケティングに必要なスキルは2種類ある【習得する5つのコツも解説】をご覧ください。
社会のデジタル化は今後も確実に進む
政府がSociety5.0を発表しているように、これからも社会はどんどんデジタル化していきます。
今でもDX(デジタルトランスフォーメーション)がどんどん進み、あらゆるものがデジタル化していっています。
例えば車をデジタル化して自動運転機能をつけたりですね。
今までデジタル化してなかった業種もデジタル化することになるので、Webマーケティングの需要は高まり続けるでしょう。
Webマーケティングの将来性については【マーケター30人に聞いた!】Webマーケティングの将来性や需要で詳しく解説しています。
未経験からWebマーケティング転職する方法【いきなりフリーランスはやめとけ】
未経験からWebマーケティング転職する方法には下記の6つの方法があります。
- 今の状態で転職できるか試してみる
- 独学でメディア運営してから転職活動をする
- Webマーケティングスクールを受講してから転職する
- 社内でWebマーケティング関連の部署に異動する
- Webマーケティング会社にアルバイトとして入る
- Webライターとしてクライアントワークをこなした後で転職活動をする
ちなみにいきなりフリーランスになると、仕事が取りづらいし、低単価で疲弊することも多いので基本的にはオススメしません。
会社に入ることで個人ではできない経験が積めるので、独立する際のプラスにもなりますよ。
未経験からWebマーケターになるにはどうすればいいかは下記で詳しく解説してますので是非ご覧ください。
「Webマーケティングはやめとけ」は信じなくてOK!挑戦しよう
今回は『Webマーケティングはやめとけという意見の理由や僕が思うこと』についてお伝えしました。
- 確かにWebマーケティングの仕事には理想と現実のギャップは存在する
- ただし将来性や環境を考えると、十分飛び込む価値はある
- いきなりフリーランスはやめて、企業でスキルや経験を積むのがベター
Webマーケティングは大変なことも多いですが、やりがいや楽しさも感じられる将来性のある仕事です。
「自分には結構向いてるかも」と思えた人は、ぜひWebマーケターへの一歩を踏み出してみてくださいね。
未経験からWebマーケティング転職を成功させるロードマップは下記をご覧ください。
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